チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

2020年刊行で注目の邦訳アメコミ

大学のレポート書いたりしてる影響で文体が変わってしまっていますが、お気になさらず。

スーパーマン:イヤーワン

スーパーマン:イヤーワン (ShoPro Books)

スーパーマン:イヤーワン (ShoPro Books)

 

本作は正史とは切り離された物語が描かれる作品を発売する「BLACK LABEL」(以降ブラックレーベル)から刊行された本作は「バットマンダークナイト・リターンズ」(以降「DKR」)等のライターを務めたフランク・ミラーで、スーパーマン関連のアートを担当することが多いジョン・ロミータJrによる新解釈のスーパーマンのオリジン(誕生秘話)である。

賛否両論の声が上がり気味な作品だが、個人的には楽しめた作品の一つ。前述の「DKR」はDCEUシリーズの一つである「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(以降「BVS」に登場するバットマンのイメージに大きく影響を与えているが、本作ではなんと「BVS」を逆に意識したような場面が登場し、個人的になかなかにテンションが上がった。フランク・ミラーの描くバットマンは性格がクソ。笑

何度も言うようだが、これは正史世界(ニューアース、プライムアース)を舞台にした作品ではないため、本作で描かれる「スーパーマンになる前のクラーク・ケント」はあくまで「DKR」の世界の彼の物語であるため、読む際は正史のスーパーマンとの矛盾など粗探しをせず、「それはそれ、これはこれ」といった正史世界とは切り離して楽しんで欲しい一作となっている。

ハーレイ・クイン

ガールズ・レボリューション

ハーレイ・クイン:ガールズ・レボリューション (ShoPro Books DC GN COLLECTION)

ハーレイ・クイン:ガールズ・レボリューション (ShoPro Books DC GN COLLECTION)

 

本作は若者の読者層に向けたコミックを刊行する「DC グラフィック・ノベル」シリーズの作品で、正史世界では精神科医でジョーカーと出会って惚れて彼氏の影響受けてヴィランに…という重い女っぷりを発揮していたが、本作ではそれとは全く異なる環境でのハーレイ・クインのオリジンを描いている。

本編途中、ジョーカーを名乗る謎の少年が登場するが、その正体はそこそこ衝撃を受けるかもしれない。また、本作はブルース・ウェイン/バットマンのいない世界では決してないので、ブルースがどこのシーンに出ているかも注目の一作。

個人的には、ハーレイがトランスジェンダーの女性たちに囲まれて暮らしていくシーンで、ハーレイがトランスジェンダーへの差別精神が全くないところが素晴らしい。そんなハーレイと比べて、日本の自称フェミニストもは名ばかりの実態ミサンドリスト共ときたら…トランスジェンダーへの差別精神を無くすべきである。

ハーリーン

ハーリーン (DC BLACK LABEL)

ハーリーン (DC BLACK LABEL)

 

こちらは、ブラックレーベルから刊行された作品で、精神科医だった頃のハーリーン・クインゼルがジョーカーに心酔していき、やがて自分も道化師となる道を選ぶストーリーとなっている。

いわゆるハーレイ・クインのオリジンの最新版、とも言うべき内容ではあるが、本作はブラックレーベルであり、正史を舞台とした作品では無いため、むしろ何が起こるかわからないハラハラ感がある。

現行のハーレイ・クインはジョーカーと破局した路線が一般的であるが、本作ではそのような現行の設定とは切り離された世界観が舞台、または過去が舞台であるため、ジョーカーとハーレイの愛物語を楽しむことが出来るが、ナレーションのハーレイの口振りからすると現在は破局を迎えているのかもしれないと解釈できる。

余談ではあるが、ハーレイとジョーカーが破局したというこの路線はコミックが映画の展開を寄せたわけではなく、コミックが先に行ったもので映画がそれの影響を受けているだけであるため、映画で人気の要素をコミックに輸入するな〜という議論とは無関係なので、知ったかぶらないようにお願い頂きたい。

ジャスティス・リーグ

偽りの帝国

ジャスティス・リーグ:偽りの帝国 (ShoPro Books)
 

ブラックレーベルでもグラフィックノベルシリーズでもない、れっきとした正史のタイトルである本作はスコット・スナイダーがメインライターを務めるジャスティス・リーグの続刊であり、その根底に「メタル」シリーズがある。

「メタル」はバットマンのライターを堪能していたスナイダーならではのライティングが光るバットマンファンとしては必読の一冊となっている上、スナイダーの描く物語を楽しむことが出来たが、その続編である「ジャスティス・リーグ」の1巻はイマイチよくわからない総和体なる物質を巡った戦いがイマイチハマれなかったが、2巻はアクアマンの映画公開記念のミニシリーズが収録内容の大半を占めていたが、正直言うとジェフ・ジョンズがライターを担当していた頃の「ジャスティス・リーグ」のエピソードの一つである"アトランティスの進撃"の方が面白かった。

1〜2巻のおかげで期待値が低い状態で読んだのだが、これが普通に面白くてびっくり。サナガー星での事件簿がかなり良かった。ジャスティスリーグのメンバーには輪廻転生を繰り返すホークガールというキャラクターがいる。ホークガールは現在、ケンドラ・ソーンダースという黒人女性に転生しているが、その転生前であるシェイエラ・ホルが登場するのだ。何故、ケンドラとシェイエラが同時に存在するのか?その答えは、予想もしなかった存在にたどり着くこととなる…という感じの本作、普通に面白かったので読んで欲しい。

ジャスティス・リーグ

正義の代償

ジャスティス・リーグ:正義の代償 (ShoPro Books)
 

ジャスティス・リーグ:偽りの帝国」同様、スコット・スナイダーの「ジャスティス・リーグ」の続刊。本作ではシックス・ディメンションという新たな概念が登場し、そこで理想的な未来を手に入れた現在よりも少し歳をとったジャスティス・リーグが存在しており、ヴィランのいない理想郷である未来が待っていることが明らかとなる。

しかし、そんなシックス・ディメンションには隠された真実が存在していた。その真実を隠そうとするとある人物によって、スーパーマンは何も無い空間に囚られてしまう。スーパーマンは謎の異空間から脱出することができるのか?

ちなみに本作はスナイダー期の「ジャスティス・リーグ」の中では人気のエピソードとなっており、Twitterでも高評価のツイートを多数見かけているだけでなく、個人的にも一番楽しめたエピソードであった。アートを担当しているホルヘ・ヒメネスの日本人受けしやすい綺麗で少しアニメ的な絵柄のアートで繰り広げられる物語が非常に楽しめた。そういった点からもおすすめの一作となっている。マジ。

バットマン

ラストナイト・オン・アース

バットマン:ラストナイト・オン・アース (ShoPro Books DC BLACK LABEL)

バットマン:ラストナイト・オン・アース (ShoPro Books DC BLACK LABEL)

 

NEW 52!の期間、バットマンのメインライターを担当していたスコット・スナイダー。そんなスナイダーが手がけるバットマンの最後の物語が本作である。

本作はスナイダーの「バットマン」シリーズの続編のような位置づけの作品ではあるのだが、「BLACK LABEL」シリーズであり、正史世界は決してこの未来には到達しないであるとされているからかは分からないが、ある日昏睡状態となったバットマンが目を覚ますと、バットマン不在のゴッサムどころかバットマン不在の地球全体の治安が最悪なものになっていた、というかなり思いきった作風となっているが、非常に楽しめる一作となっている。

さらに、本作のブルース・ウェインには、想像も出来ないような衝撃の真実が存在する。果たして、それかどんなものなのかを楽しんで欲しい。

バットマン」だけでなく「ジャスティス・リーグ」のライターとしての経験も本作には活かされており、正史の続編らしさを楽しめる。つまり、スナイダーの作品を読めば読むだけ楽しめる作品なのだ。

余談だが、本作のバットマンのスーツは「DC REBIRTH」へと繋がる物語で、「NEW 52!」のバットマンの完結編である「バットマン:ブルーム」で初登場したグレーを基調としたスーツに裏地がパープルで、胸のバットシンボルに金の縁どりがされている個人的にお気に入りのものが採用されている。トム・キング以降のバットマンのコミックではパンツが付いているスーツに戻ってしまっているため、これは嬉しい。

ミスター・ミラク

ミスター・ミラクル

ミスター・ミラクル

  • 作者:トム・キング
  • 発売日: 2020/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

DCの神々的存在、「ニューゴッズ」の一人にしてダークサイドの義理の息子でありなから、ヒーローとしての道を選んだミスター・ミラクルとその妻、バルダの物語。本作は「ブラックレーベル」や「グラフィックノベル」といったそれらの括りには入っていない、通常のタイトルとして刊行された作品だが、これを正史の物語とするかあるいは別の世界の物語とするかは読み手の解釈次第だろう。個人的には正史とは異なる次元の物語だとは解釈しているが…

この物語の衝撃な点は、なんと言ってもその始まり方である。なんと、ミスターミラクルことスコットが自殺未遂を図ったところから物語が始まり、やがて目に見えているものが真実なのかはたまた嘘なのかがどんどん分からなくなっていく様は、読んでいても混乱すること間違いなし。

常に不穏な作風で、"これぞトム・キング"といったものをひしひしと感じさせる本作はなんと、コミック界におけるアカデミー賞のようなアイズナー賞を受賞した名作なのだ。

歴史に名を残した名作たるミスターミラクル、必読の一冊と言える。

ディシースト

ディシースト (ShoPro Books)

ディシースト (ShoPro Books)

 

本作も「ブラックレーベル」などと言った括りはないが、明らかに正史世界の物語ではないため、エルスワールド(DCにおけるIF世界の総称)を舞台とした作品であろう。

そんな本作のライターを務めたのは「インジャスティス」のコミック版や現在も連載されている「スーサイド・スクワッド」などで次々とキャラクターを殺すことで読者を震え上がらせているトム・テイラーである。本当に、人間の心を持ってない。DC界のトムにはキングしかりテイラーしかり、ろくなのがいない。

さて、ディシーストはどんな物語なのか?それは一言で表すと、「ゾンビ物」である。DCも遂にゾンビブームに乗っかったのである。

また、アメコミのゾンビ物といえば、「マーベルゾンビーズ」などが挙げられるかもしれない。ゾンビになる前の人格を残しながらも、ゾンビとして食人に勤しむその姿は見ていて辛いものがあるだろう。そんな方々に安心して欲しい。

 

ディシーストのゾンビは

正統派のゾンビだ。

 

ゾンビになる前の人格を残しておらず、ただ人を襲う怪物として存在しているのだ。そんなの読みたくないと思うかもしれないが、本作のゾンビの恐ろしいとこは別のところにある。それは…

 

感染経路

 

「ゾンビに噛まれてゾンビ化でしょ?」と思うかもしれない。確かに、本作ではゾンビに噛まれたり引っかかれたりしたヒーローがゾンビとなっている場面もあるが、第一波となる感染経路、それは

 

電子機器を通じた感染

 

誰の家にでもあるパソコンや、誰もが持っているスマートフォン携帯用ゲーム機など、インターネットに繋がっている端末から、ウイルスが送られてくる。つまりは人をゾンビにするコンピュータウイルスのようなものである。これは恐ろしすぎる。近年、自分を含めた人々がスマホ中毒となっている状況から考えると感染者の数は計り知れない。そんな状況ならば、例えヒーローであろうが即座に感染してしまう。

さらに、「マーベルゾンビーズ」では感染後は特殊能力がゾンビ化によって失われた者も見受けられたが、「ディシースト」は違う。

 

ゾンビになっても特殊能力は

持ち越しなのである。

 

考えて見てほしい、光速の超人たる「フラッシュ」がゾンビになった場合のことを。超高速のスピードで人々をゾンビにしていくだろう。そうなった場合、誰が止めることが出来る?スーパーマンでも追いつけないような光速の男を誰が止められるというのだろうか?

(バリーが感染したとして、ウォリーくらいしか思い浮かばないけど、どっちも感染したらマジでやばいと感じる…なんならウォリーが感染した方がやばいね…ウォリーのが速いから…)

 

「ディシースト」に希望はない。

 

ただただ、絶望と懸命に戦い続けるヒーローたちの姿にエモーショナルを感じて、楽しんで欲しい。

ちなみに、大人気シリーズとなった「ディシースト」は続編がいくつも刊行されており、個人的にはその全てを邦訳しきって欲しいと思っている。

ドゥームズデイ・クロック

ドゥームズデイ・クロック (ShoPro Books)

ドゥームズデイ・クロック (ShoPro Books)

 

作品を紹介する前に、作品となっている正史世界の歴史についてご紹介。バリー・アレン/フラッシュが過去に遡り、宿敵のリバースフラッシュに母親が殺された出来事をなかったことにしたことで、正史世界のニューアースは最悪の時間軸、通称"フラッシュポイント"時間軸に変わり果てた。しかし、バリーとフラッシュポイント時間軸のバットマンことトーマス・ウェインらによって歴史は正しい形、つまりは元のニューアースに戻る…はずだった。

理由は不明だが、かつて開けてはいけないパンドラの箱を開けたことで、神々の怒りを買い、自分のせいで世界に混乱がもたらされるのを永遠に見せられるという罰を与えられているパンドラという謎の女性によってニューアースといくつかのマルチバースが融合された。

こうして、1986年から少しずつ形を変えながら存在してきた正史世界、ニューアースは元には戻らず、全く新しい歴史を辿っていった正史世界のプライムアースとなった。

フラッシュポイント時間軸から元の世界へと帰還したバリーはトーマスから託された手紙を渡すためにバットマンことブルース・ウェインに会いに行って事情を説明していた際の発言によると、バリーは世界は元通りになったと判断していた。

しかし実際には、ニューアースはプライムアースとなった影響でさまざまな出来事が変わっていたため、フラッシュポイント以前の記憶は失われてしまったと判断すべきだろう。

 

はい、というわけでみなさん、いかがでしたか?

読んでみたいなと思えるようなアメコミはありましたか?

まああろうがなかろうが関係ないですけどね。

 

ではまた

MCUにマルチバース既に登場済み

マーベルスタジオがソニーと共同で制作していふトム・ホランドスパイダーマンの映画シリーズの三作目になんと、サム・ライミ監督によるスパイダーマンシリーズでピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたトビー・マグワイア、マーク・ウェブ監督によるアメイジングスパイダーマンシリーズでピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドが出演するという噂が流れております。ネタバレ王子ことトム・ホランド、マーベルスタジオやソニーが流した確定した情報では無いためあくまでまだ噂でしかないとは思いますが、それに対して"ついにマルチバース出るか?"というコメントがありました。

 

うん

 

MCUマルチバースの概念、

とっくに出てるよね?

 

という話でございます。まあこれはあくまで個人的な解釈でしかないんですが、そういう可能性もあるよね〜と思って話を聞いていただければと思います。

 

マルチバースとは?

 

そもそも、マルチバースってよく聞くけど一体なんなんだよ?という方もいらっしゃると思います。映画しか見てないと知り得ない知識なのでまあ軽く説明しとくと、アメコミの世界観は基本的に多くのコミック作品の舞台となる正史(正しい歴史と書いて正史)世界と、"正史じゃない並行世界"があるんですが、並行世界の数がとにかく多い。そう言ったさまざまな世界をマルチバースと呼ぶわけです。並行世界のパターンとしては

・正史を舞台にしたコミックに登場する未来や過去から来たキャラクターが元々いた時代(世界)

・正史世界で起きていたかもしれないもしもの分岐世界

・名前とヒーロー名が正史と同じ人達が存在してるだけの完全な別世界

・もうなにもかもが違う世界

…などがあります。クリエイターたちが表現したい世界観に合わせてその都度誕生しているので無限なのです。

また、マーベルによって正式なマルチバースに含まれた世界(アメコミ用語でアース)には番号が割り振られており、正史世界はアース616、MCUの世界観の原案となったアルティメットユニバースにはアース1610、映画X-MENの世界観はアース10005(あるいはアースTRN414)、MCUの世界はアース199999、などと言った感じです。

ちなみにMARVELの映画作品でガチガチにマルチバースが登場した作品はスパイダーマン:スパイダーバースが挙げられます。面白いしマルチバースだし最高なので見てくれ。

 

マルチバース、ややこしいねえ。

 

ちなみにDCのマルチバースの定義はMARVELほどガチガチしているものではなく、52個のマルチバースがあるとされていまして、その52個のマルチバース以外に番号は割り振られてなかったりします。ですが、こっちも無限に並行世界が存在してるのでマルチバースに含まれてない"エルスワールド"や分岐未来等の可能性の世界群"ハイパータイム"、存在しては消滅し続ける無限の"ダークマルチバース"などMARVELよりも概念が多くて分かりづらいかもしれません。でも俺は好き。ワクワクする。

 

てか全然軽く説明してないな?

 

MCUマルチバースが?

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やっと本筋ですね。まあ2017年公開のドクターストレンジにてエンシェント・ワンがマルチバースというワードを普通に言ってたので概念としては存在していることは確定していたんですが本格的な登場はまだしていない、というのが現状です。

 

普通そう思うじゃん?

 

ですが、私はこう思うのです。

 

MCUマルチバース

既に出てるじゃん。

 

というね、最初らへんに書いてたことに繋がるわけなんです。とはいえ、どれに出てたんだよと疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、ズバリ言ってしまうと…

 

アベンジャーズ:エンドゲーム

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えっ?

 

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出てないだろ!

 

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どこにだよ!?

などと思われる方々もいらっしゃるかと思いますので、どうしてそう思うのかを話していきたいと思います。

 

ここから先はアベンジャーズ:エンドゲームのネタバレを含んだ内容となるので、エンドゲームを観ていないという方は出直してください。

 

(そもそもMCUを紹介する記事ではなくMCUに関する考察をしようかって記事なのにエンドゲームもろくに見てないような人なんかがこんなネタバレの宝庫みたいな記事読んでんじゃないよという気持ちはある)

 

タイムパラドックスが起きてない

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過去に向かったアベンジャーズたちの行動が過去に影響を及ぼすことはあっても、彼らの行動が彼らが現在の時間軸にそれらは影響を及ぼしてはいません。

ここで言う影響を及ぼしていないというのは2012年でコズミックキューブを手に入れ損ねた上、ロキがそれを利用して逃亡するという展開によって2018年にロキがサノスによって殺されるという出来事がなくなったわけではないこと、2014年のネビュラが2023年のネビュラに倒されたにも関わらず、2023年のネビュラがその影響を受けていない事実などのことです。

自らの行く末を2023年のネビュラを通して知り、ピム粒子を利用して2023年に来訪し大虐殺を行おうとした2014年のサノス及びサノス軍のことはまた別の話、ということです。

ロキやネビュラの件もそうですし、なぜ2014年から来たサノスを倒したことでそもそも2018年のサノスによる全生物の半滅という出来事がなかったことにはなっていないのか?という話になりますね。それはすなわち、

アベンジャーズが向かった過去は自分たちの過去ではない

ということになると思うんですよね。

ここで、仮にアベンジャーズ:エンドゲームの中でインフィニティ・ストーンを手に入れるために過去に向かうことになるアベンジャーズたちを正史の存在、MCUとします。

MCUアベンジャーズが量子世界を通して向かったのは2012年(仮にMCU-2012)、2013年(仮にMCU-2013)、2014年(仮にMCU-2014)などでした。

MCU-2012でコズミックキューブを回収しようとしたアイアンマンはアントマンに頼んで2012年のアイアンマンのリアクターに誤作動を起こさせ、どさくさに紛れてキューブを回収する作戦を立てましたがエレベーターに乗せて貰えずブチ切れたハルクが暴れたことでキューブをMCU-2012のロキに奪われ逃走されてしまいました。ですが、MCUのロキは2018年にサノスに殺され死亡したままです。

これは結局、未来が変わらなかったということではなくMCUの2012年とMCU-2012がよく似ている別の存在なのだということだと思われます。

だから、2023年に帰還したアベンジャーズたちの元にロキが現れなかったのはロキが死んだままだということだと判断できますね。

さらに、MCU-2013のアスガルドにロキが収監されていましたが、MCU-2012がMCUそのものだとすれば逃亡したはずのロキがなぜ正史と同じように収監されていたのかという疑問が生まれます。ですがこれもMCUMCU-2012とMCU-2013が全て似たような別の存在だと解釈すれば問題はありませんね。

MCU-2014のサノス軍がピム粒子を悪用し、2023年の現在に向かい、アベンジャーズたちと戦った結果、アイアンマンの自己犠牲によってサノス軍は全滅しましたが、それよって2023年の歴史から宇宙人口半滅という出来事が消え去りませんでしたし、ネビュラがアベンジャーズであるという出来事も消えてはいません。MCUのガモーラも死んだままです。

 

なぜ、MCUにとって過去であるはずのMCU-2012での出来事やMCU-2014からの侵略などでMCUの時間軸に変化が起きなかったのか、それは…

 

そういうことです。

 

エンドゲームに登場していた

2012年や2014年などの過去は

MCUにとっての過去ではなく、

MCUの過去とそっくりな別世界

 

つまり…

 

MCUマルチバースは存在する

 

ということです。

また、戦いを終えたキャプテン・アメリカが過去に向かい、自分が本来送るはずだった日々(ペギー・カーターと結ばれ、幸せな生活を送る日々)を過ごしに行きましたが、MCUにおいてはペギーは別の男性と結婚し、2014年時点では認知症を患って2016年に死亡しているままだと思われます。つまりスティーブはMCUのペギーと限りなく同じだけど別の存在であるペギーと幸せな日を送ったわけです。

 

グダグダと話していましたがそういうことです。

あくまで個人の解釈でしかないのですが。

 

以上

今月のアメコミ

今月邦訳が発売されたのは"ミスターミラクル"と"ディシースト"の二作品。この二つのタイトル、非常に買ってよかったなあと思います。

まず、ミスターミラクルですが終始不穏でありながらも引き込まれるライティングにミッチ・ジェラズの魅力的なアートがもう最高。自殺未遂を起こしたミスターミラクルってところから始まるのもすごく不穏だし、最後までずっと不穏で良かった。またじっくり読みたいしいつかブログにしたいな。

あと、ディシースト。これもまた悪趣味でねえ。アメリカ人の大好きなゾンビ物ですしね。売上一位らしいですしね。こちらは邦訳が決定する前からディシーストの展開は追ってたのですが、いざ読むのとではやっぱり違いますね。MARVELの方のマーベルゾンビーズはゾンビ側の物語という印象ですが、こちらのディシーストはゾンビと戦う物側のお話という印象です。みんなが瞬く間に感染して言ったりゾンビになったヒーローに殺されていくのは絶望感がありつつもどうなってしまうんだという不思議な高揚感がありました。

ディシースト本編では姿を見せなかったレッドフードやデスストロークなどのキャラクターが活躍する"DCeased: Unkillables"やジミー・オルセンやウォリー・ウェスト(リバースで復活した方)などのキャラが活躍する"DCeased: Hope at World's End"や実質ディシースト2な"DCeased: Dead Planet"などなどシリーズがたくさんなディシーストを全部邦訳しきって欲しいですね、予備知識のいらないエルスものなんだから邦訳しきって欲しいなあ。こちらもいつかブログにしたいと思います。それまでお楽しみに。

ブラックミラーの短編

ブラックミラーを久々に見たんやけど、

"バカッター行為、問題発言や過激な記事を書いたことで炎上したさまざまな著名人や一般人の頭の中に悪意あるなにかにハッキングされてしまったミツバチの役割を担うロボットが入って
錯乱させて次々と死亡していく"といったおぞましいお話があって、すごく考えさせられた。

これ、どういう話かっていうと、炎上した人たちを批判をするためのハッシュタグの元はなんと
"炎上したあの人たちを暗殺しよう!"というサイト発端。何も知らない人々がTwitterのようなSNSで面白半分にタグを使って誹謗中傷することで標的が決定していく恐ろしすぎるシステム。

非常に恐ろしいんだけど、これって普通に起こりうるよね。すごく現実世界でも起こりそうな出来事だと思ってしまう。ハチのドローンみたいなものは存在はしてないけど、何かしらのテクノロジーを悪用することで、ってこと。何も考えずに誹謗中傷をしている人々は非常に多いし、それが原因で自殺してしまう人も決して少なくはない。それでも時が経てば人々はまた誹謗中傷を始める。非常に残酷だよね。単なる愚痴だ、って言って罪悪感もなにも生まないように自分を守ってるし。そんなこと言ってるけど自分が昔にそんなツイートをしてないなんて言わないし、俺はそんなにクリーンな人間じゃないと思う。でも、もう二度と繰り返しちゃいけんなあと本気で感じる。自分の言動に責任を持てないなら誹謗中傷なんてするべきじゃないし、

ドラマ一つでめちゃくちゃ揺さぶられる感受性、大事にしていきたい

アローバース:アースプライムについて

というよりは、クライシス後の正史世界についてを少しまとめようかと思い、分かってる範囲内で少しずつまとめていこうかなと思います。

チームアロー、チームフラッシュ、レジェンド、スーパーフレンズなどさまざまな影響を受けていますが、正直どこまで変わってしまったのかが全部把握出来てませんし、描かれてません。分かってる範囲内、まあつまりは描写された範囲内ということでクライシスパート5やフラッシュシーズン6で描かれたアースプライムの変化を元に話をしていきますが、アローシーズン8等で描かれたことも少しだけ把握していますので、それらについても少しお話していきます。

アローシーズン8やレジェンドシーズン5やスーパーガールシーズン5、バットウーマンシーズン1を見終わったあとはさらに多くのことがわかると思いますので完全なまとめにつきましてはしばらくお待ちください。

 

9/19 追記:アローシーズン8を見終わり、クライシス後の変化が判明致しましたので項目の修正および項目の追加をいたしました。

 

アローバース:クライシス後の変化

無数のマルチバースの消滅

反物質が全てのマルチバースを襲った結果、これまで登場していたありとあらゆるマルチバースが消滅してしまった。キングダム・カム風歴史を辿り、レイ・パーマーと瓜二つなスーパーマンのいるアース96やブラックライトニングのいるアースだけでなく、ハリーやジェシーのいるアース2も消滅してしまった。さらにはアローバース関連作品における正史世界のようなものであるアース1までもが消滅し、最悪のバッドエンドを迎えたかに思えたが、時間軸の影響を受けないバニシング・ポイントにフラッシュやスーパーガールらである選ばれたヒーローたちであるパラゴンたちは存在していた…

新たな正史世界、アースプライム

オリバー・クイーンの最後の戦いによってアンチモニターをひとまず倒し、マルチバースの残存した要素を繋ぎ合わせたような新たな正史世界が誕生した。アース1のチームアロー、チームフラッシュ、チームレジェンドやバットウーマン、やアース38のDEOもといスーパーガールたち、そしてどこかのアースに存在していたブラックライトニングが同一の世界に存在するヒーローとなった。それぞれの歴史がどのように統合されたのか、これまでのクロスオーバーはどういう形で展開されたのかは一切謎に包まれている。

新たなマルチバースの誕生

チームフラッシュはその存在を認知できていないが、新たなマルチバースは確かに存在している。新たなアース2は新たなDCドラマであるスターガールの舞台となる世界となり、アース9はタイタンズの舞台となる世界となり、アース19はスワンプシングの舞台となる世界となり、アース96はレイ・パーマーと瓜二つなスーパーマンの世界のままだが、その歴史は大きく異なっていると思われる。

ARROW:クライシス後の変化

トミー・マーリンの生存

アローシーズン1の最終話で悲劇的な死を遂げたトミーだったが、クライシス後ではその場面では死なず、恐らくはオリバーに助け出されたのだと思われる。そして、アース1もといアースプライムのローレルと結ばれ、結婚したがシーズン4時点で死別したのだと思われる。描かれてはないがシーズン2以降のチームアローと協力関係にあったのかもしれない。

モイラ・クイーンの生存

シーズン2でミラクルの影響下にあったスレイドはオリバーとテアの目の前で母親を殺害したが、アースプライムにおいてはオリバーは隠し持っていた小型のナイフで拘束を解き、スレイドに不意打ちをして気絶させ、母親であるモイラ命を救ったようだ。

クエンティン・ランスの生存

シーズン6でアース2のローレルをディアスから守るために代わりに銃弾を受け、致命傷となりアース2のローレルたちが見守る中死亡してしまったクエンティンだったが、クライシス後ではその場面では死亡しなかったらしい。どうやらスター・シティの新市長に就任している様子。

エミコ・アダチの生存

シーズン7でオリバーと和解しかけたが、ナインス・サークルの刺客によって受けた攻撃が原因で死亡してしまったエミコの死もアースプライムでは存在せず、恐らくオリバーと共にナインス・サークルを返り討ちにしたか、協力して壊滅させたのだろう。

サラ・ディグルの復活

サラ・ディグルといえば、シーズン2や3の頃に登場していたジョンとライラの娘である。サラはバリー・アレンフラッシュポイントを引き起こしたことで時間軸に影響が及んだ結果、2040年にデスストロークギャングのボスであり新たなデスストロークとなる運命が待っているジョン・ディグルJrとなってしまった。しかし、クライシスの影響でジョンとライラはジョンJrとサラの二人の子どもを授かったことに歴史が修正されたようだ。

平和になった2040年

クライシスの影響でスターシティは荒廃する運命を逃れ、クライシス後もヴィランが蔓延るセントラルシティなどと比べると犯罪が全くない平和な街へと姿を変えた。そして2020年か2040年までの間まで平和な時が流れた。クライシス前のような出来事は起こらなかったことになり、ミアとウィリアムは離れ離れではなく一緒に過ごし、ジョンJrもデスストロークギャングを結成することはなくなったが、どうやら平和な時間は長続きしないようだ…

新生グリーンアロー&キャナリーズ

ミアとウィリアムたちが幸せに暮らしている新たな2040年。そんな2040年で暮らすミアの元にある日、ダイナとローレル(アース2)が現れる。ローレルはシスコに作ってもらったマーシャン・マンハンターの能力を再現した装置でクライシス前の出来事を思い出させる。ミアは自分がナイッサに武術を仕込まれたことや婚約者のJJ(ジョンJr)がデスストロークギャングのボスだったこと、JJによってレネの娘のゾーイが殺されたことや父親がクライシスで死んだことなど何もかもを思い出す。また、ヘレナ・バーティネリ/ハントレスの娘のビアンカがアースプライムにはいないはずのデスストロークギャングによって拉致され、ミアは二人のブラックキャナリーと共にギャングを撃退するが、自宅でミアの帰りを待っていたJJはシスコの装置が原因でクライシス前の出来事、つまりデスストロークギャングのボスであることを思い出してしまうのだった…(この続きはグリーンアロー&キャナリーズで制作されるはず)

THE FLASH:クライシス後の変化

シーズン1時点で稲妻を放てるバリー

‪本来ならスピードスターが走っている最中に出る稲妻を飛び道具として武器にする技はアース2のフラッシュ(偽物)から伝授されるものだったが、アースプライムにおけるフラッシュ:シーズン1の時系列で使用していることが描写されたため、恐らくはハリソン・ウェルズになりすましていたイオバード・ソーンから教わったものだろう。

アース2のハリーとジェシーの死

クライシスによりこれまで存在していた全てのマルチバースは消滅を迎えたことにより、ハリーやジェシーはその存在が消滅してしまった。恐らくはハンター・ゾロモン/ズームの存在も消えてしまったため、アースプライムでは何がどうなってヘンリー・アレンが死亡したのかは謎に包まれているが、このアースのハンター・ゾロモンがアース2のハンターと全く同じような存在だったのかもしれない。

ナッシュと全ウェルズが融合

ちなみに他のハリソン・ウェルズも当然クライシスで消滅したがアンチモニターを復活させた罪によりパライアとしての贖罪をしていたナッシュ・ウェルズのみは生存し、クライシスの影響なのかパライアだった経歴からもたらされた結果なのかは不明だが彼の中には無数のハリソン・ウェルズが存在しており、中には当然アース2のハリー・ウェルズもいる。アース1のウェルズとしてカウントされたのか無理やり入り込んだのか不明だがウェルズ顔のイオバード・ソーンも存在していた。

ハートリー・ラサウェイとの関係悪化

クライシス前のシーズン1では単独で活動しており、フラッシュに倒されたヴィランだった。シーズン2ではフラッシュがタイムトラベルでハートリーとの戦いの時期に戻り、タイムパラドックスが起こってスターラボの協力者となっていたがクライシスの影響でまた変化が起きた。クライシス後のシーズン1では単独ではなく仲間を連れて行動しており、その中には自分の恋人もいた。フラッシュは身を守るために稲妻を放ち、その稲妻がハートリーの恋人の武器に衝突し故障してしまい、不幸な事故を引き起こしてしまったことが原因でハートリーはフラッシュのことを憎むようになってしまったのだ。このアースでのフラッシュ活動2年目は一体どんな内容だったんだ…

LEGENDS:クライシス後の変化

ザリ・トマズの消滅&べべラドの復活

正直クライシスの影響なのか疑わしい。多分違うけど一応まとめておくと、ネイトは亡き父のやろうとしていたことを叶え、無事に人間と怪物たちが共存するテーマパークであるヘイワールドを作り上げた。その結果、時間軸に大幅は変化が起きてしまい、ザリ・トマズは消滅し、新たな時間軸ではザリ・タラジとして存在していた。そして、彼女の弟であるべべラドがトーテムの持ち主のままであり、レジェンドのメンバーとなっていたのだった。

SUPERGIRL:クライシス後の変化

レックス・ルーサーがヒーロー扱い

レックスがモニターから貰った本で書き換えたのかは分からないが、街のヒーローとして称えられていた。表向きは街を救っているヒーローだが、実際は街を汚しまくる悪党であることには代わりはないうえ、カーラはクライシス前の記憶を持っているため常にレックスを警戒している。

BATWOMAN:クライシス後の変化

わかりません。色々変わってるはず

ポリコレでアメコミ衰退説

日本国内で蔓延している謎理論である、

"アメコミはポリコレのせいで衰退した"

"日本の漫画は海外でも爆発的に売れており、

アメコミは売上が減少している"というのを

真に受けないで欲しい。

 

衰退なんてしてません。

 

そもそもね?

アメコミを手に入れる手段としては基本的には

アメコミ専門店のコミックストアが主流でして

アメコミを読まん一般層が赴くような本屋には

アメコミなんてほとんどない。

 

恐らく、一般層が出歩く本屋さんには

日本の漫画の翻訳版が売ってるのと

アニメ人気がやっぱり凄いんだろうな、と。

 

アメコミの売上自体はむしろ好調なはず。

LGBT+のキャラを普通に出したり、

差別や偏見をテーマに繰り広げられている

ストーリーは昔では出来なかったし、

今の時代だからこそ生まれた名作って結構多い。

 

それを否定している連中がいまして、

それが"コミックスゲート"という害悪な存在。

いわゆる白人至上主義者の集まりであり、

自らの理想とする主義と相反するLGBT+を否定、

そういった人種差別的な思想の持ち主の集団。

悲しいことにこの活動に加担する人の中には

そのアメコミに関わっているクリエイターが

結構少なくはなくて本当に悲しい。

 

白人至上主義だけじゃなくても、

性的マイノリティそのものへの否定も存在。

これが日本国内の一部のオタクと相性が良くて

BLを過剰なまでに否定するようなやつもいたり

いろいろいるじゃないですか。

ギャグ描写も制限がーとか言ってるんでしよ。

 

ポリコレに左右されない我が国、日本の漫画こそが

至高のコンテンツであって、

ポリコレに毒されたアメコミはクソ、なんて

雑語りもいいところ。そもそも…

アメコミを読んでいないのに勝手な偏見だけで

批判する人々が本当に多い。

映画だけ観てアメコミ詳しくなった気でいる?

 

知識があんまりなかったりすることは

全く罪ではないとは思うんだけれど、

そもそも知ろうとしてないうえに雑な知識で

自分の好きな物はすげーって言いたいがために

特定のコンテンツを批判するような人間は

いかなる理由があろうとも、

相手側にはクソ野郎にしか映らない。

 

みっともない、この世の恥。

 

アメコミはLGBT+や人種、性別などの多様性を

取り入れた結果面白くなくなったなんてものはさ、

アメコミが多様性を取り入れた結果、

さらに深みが増して面白くなったっていう

事実を認めたくないし、某ゲームでの炎上で

とにかく雑語りでもなんでもポリコレ叩きたくて、

自分が気に入らないから叩いてるだけとしか

思えないんですよねー、どうなんだろ。

 

そういうの普通に迷惑なんだよな。

アメコミはポリコレだーとかそういうね、

適当な知識で批判するの。

日本人って全員とは言わないけどさ、

漫画至上主義な人少なくないと思うんだよ。

雑な知識でアメコミすぐ語っては

アメコミ読んでる勢から叩かれがちだし、

そういう流れうんざりしてるからもうやめろよ。

 

暴力的なものの代表として挙げられたり、

はたまたポリコレの代表として挙げられたり、

アメコミってのは忙しいねえ。

 

アメコミ叩いて得られるものは無知への罪だけ。

日本の漫画を持ち上げたいからって、

海外のコミックを批判するような言動は

見ていて不快でしかなく、痛々しいです。

SNSももう自分だけの世界じゃないですし、

すべての人への配慮は忘れるべからず。

 

ブログでポリコレを愚痴ってればいい。

俺みたいにポリコレ批判アメコミ雑叩きに対し

愚痴ってるように。

 

追記(2022/10/09)

2年前に書いた記事だから、コメントが来るとギョッとしちゃいますね、ビックリします。

今見返してみると、アメコミが漫画ageのために利用され始めた時期らへんだからかすごい怒ってますね。いやはや印象が良くない…

コメント欄にあった上から目線で~というのはその通りだと思います。

記事書いた時の自分もそうですが、語気強めに言っちゃう人って結構いますよね。

ここは意識的に改善していかないとな…と思う部分です。

 

あとですね…

"当のアメリカ人自身がアメコミをクソと言い日本の漫画に飛びついてるのは周知の事実"

周知の事実と言われても。

(売上云々の話をすれば、グラフィックノベルやMANGAよりも韓国の漫画、WEBTOONの方が数字は上なのでは…?野暮な話ですが)

ぶっちゃけた話、アメコミが衰退したとすれば、ポリコレだけが原因ではないでしょう。


よく言われてるのは長く続きすぎててどこから読めばいいのやら…ってこと、

長く続くに伴って、設定が複雑になり過ぎてて新規読者の獲得が難しくなってるのもある、というかむしろそっちの方が大きいかもですね。


アメコミってもうそもそもニッチなコンテンツなのかもしれない、と思うこともあります。


海外でも人気のコミックとして挙げられるのは予備知識をそこまで必要としない"ウォッチメン"や"ダークナイト・リターンズ"、などの作品群なところもそうですしね。


アメコミが衰退しているとして、それはポリコレだけのせいじゃないのでは?ということで。

(アメコミのポリコレ云々なんて昔からずっとそう、なんて言ってもそういう話じゃないかもしれないですが…)


あ、ちなみにアメリカに行ったことは無いです。

アメリカに行ってないとアメコミ擁護しちゃいかんみたいな論調なのか、よくわからないですが…。

 

あ、あと最新のコメント二つに共通してるのは自分を出羽守扱いしてる部分ですね。

まじで自分のどこが出羽守なのかわからなくて困惑してます。出羽守要素どこ…どこ?

いや、あの…記事見返してもね

"アメコミは高尚、それに比べて漫画とかきたら…"みたいな論調で漫画貶してる部分が見当たらないんですよね…

この記事は言い方は悪いけど"漫画持ち上げるためにアメコミ貶すのやめてくれ"って話してるだけなので、どこでそう思ったんだろうって純粋に疑問なんですよね。

漫画を持ち上げたいからってアメコミを貶すのはやめて…っていう願いなだけなので、身に覚えのない出羽守扱いされるのはあんまり気分がよくないですね…

自分は漫画もアメコミも好きなオタクなので…

 

以上、追記でした。

ウルトラマンゼット キャラ補足(したい)

ウルトラマンZをいつでも見れるように、

Zに登場しているキャラクターや、

Zに関係するキャラクターの解説などを

まとめておきます。参考にしろ

 

地球防衛軍日本支部(ストレイジ)

ナツカワ ハルキ

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ストレイジのロボに乗る新人パイロット。空手を始めとした格闘技を得意としている。上下関係を大事にする体育会系であり、ウルトラマンにも敬語を忘れることはない。ゲネガーグとの戦いで命を落としてしまったが、ウルトラマンゼットと融合したことで行き返り、ゼットと共に怪獣と戦い続けている。

 

ナカシマ ヨウコ

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ストレイジのエースパイロット。負けず嫌いの性格だが、男にはモテる。しかしヨウコ本人は年上の方がタイプらしい。ゼットの戦っている凛々しい姿に心を奪われ、ゼットのことをゼット様と呼んでいる。

 

オオタ ユカ

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ストレイジの天才科学者。数々の博士号を持っているという実績から、さまざまなアイテムの開発を行っている。怪獣への好奇心が強く、怪獣のこととなると誰よりもテンションが高くなっている。

 

ヘビクラ ショウタ

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ストレイジの隊長。温厚で親しみやすいが、癖のある隊員たちをまとめる技量もしっかり持ち合わせている。ハルキに負けず劣らず、身体能力が非常に高い。たまにあの男のようなキモい喋り方をするが、やっぱりあの男だった…(後述)

 

イナバ コジロー

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ストレイジの整備班のリーダー。職人気質な性格だが隊員たちに慕われている。特に"枯れ専"のナカシマ隊員に…(枯れ専は年上好きという意味のワード)

 

地球防衛軍日本支部(その他)

クリヤマ

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日本支部の長官でありストレイジの創設者。神経質な性格で、ハルキたちに対し厳しいが彼らのみを案じてのことである…らしい。

 

カブラギ シンヤ

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怪獣研究センターに務める青年。怪獣の破片回収の際に寄生生物に襲われてしまい、ゼットライザーやメダルを使って暗躍する。ベリアルの欠片とリクのベリアル因子を使ってベリアルメダルを生成してベリアル融合獣に変身したり、怪獣の細胞から5つのメダルを生成してファイブキングに変身したりする。最近(第7〜8話)はジャグラーに不審がられている。

 

その他の人物

朝倉 リク

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ウルトラマンジードに変身する青年。幼少期からの憧れのヒーローであるドンシャインの決めゼリフであるジーッとしてても、ドーにもならないというセリフを信念としている。実はウルトラマンベリアルの遺伝子から生まれた言わば彼の息子のような存在だが、父のベリアルとは違い、全ての人々を守るためにその力を使い続けている。彼もまたウルトラマンの力を組み合わせて使う。本作ではジードライザーが故障しており、ウルトラマンヒカリから与えられたゼットライザーでウルトラマンジードに変身している。ゼロとゼットと共にベリアル融合獣を倒した後、父の欠片であるデビルスプリンターを探しに旅に出た。

 

今後出るかもしれない人物

伊賀栗 レイト

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ウルトラマンゼロと融合していた青年。普段はサラリーマンとして働いており、妻のルミナと娘のマユと一緒に暮らしている。マユはゼロからもかわいがられていた。(俺の娘になってもいいんだぞ、というセリフも…)

当初は気弱な青年で戦いから逃げたこともあるが、家族を守りたいという気持ちから成長した。現在はゼロとの融合は解除されている。

玩具限定かもしれないが、ウルトラマンに変身する人間を認証するようなものである、ウルトラアクセスカードにレイトverが存在していることから物語後半や劇場作品等で登場する可能性はゼロと断言するのは2万年早そうだ(ゼロだけに)

 

クレナイ ガイ

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数々の国そしてマルチバースをさすらう風来坊。ハーモニカによく似たオーブニカを愛用している。かつての戦いで大切な人を守れなかったショックから本来の力を失っていた時期があり、その際はウルトラマンの力を"お借りした"カードを組み合わせて自分の力としていた。そういった経緯もあってか、先輩ウルトラマンに敬意を表して"さん"付けで呼ぶ。現在は本来の姿を取り戻している。自身もそうであるためかはわからないが、怪獣や宇宙人を敵対視しておらず、可能な限りは倒そうとはしない。オーブは惑星O-50のウルトラ戦士だが、ガイ自体の出身惑星は謎に包まれている。

 

ジャグラス・ジャグラー

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オーブの宿敵のようなライバルのような存在。かつてオーブになれなかった過去を持っている。日本刀のような剣での戦闘を得意とする。オーブであるガイに執着し、悪事を働く。彼に対する思いはもはや愛というレベル。劇場版ではオーブの変身シーンを真似していた。オーブの力ではない闇の力に心酔している。かなり悪役だったが現在は憎めないキャラに。ヘビクラ隊長と瓜二つで関連が疑われていたが、やはりジャグラー本人であったことが判明。しかし、ヘビクラとしてではなくジャグラーとしての彼しか知らないリクに自身が正義に目覚めたことを主張しているが相変わらずキモ怪しいことに変わりはないため、なにか思惑があるのかもしれない。本当に正義に目覚めたなら何があったんだという話だが…。

 

登場ウルトラ戦士一覧

ウルトラマンゼット

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M78星雲のウルトラ戦士の一人。潜在能力は高いが実力はまだまだとされており、半ば強引にゼロの弟子を名乗り始めたが、ゼロからは多分弟子と認められてはいない。ゲネガーグを追って地球を来訪した際に出会った青年のハルキと一体化した。メダルに込められた力を組み合わせて使う。地球の言葉には不慣れであり、少し変。師匠であるゼロ同様にM78星雲の光の国出身のウルトラマンかと思われていたが、"ウルトラマンゼット&ゼロ ボイスドラマ 第8回「別の時空のウルトラマン」によるとゼットは光の国出身のウルトラマンではないらしい。ブルー族なのに文化系っぽくないのはなんでかしらと思ってたので、なんか納得いきました。

 

ウルトラマンゼロ

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M78星雲出身の最強格のウルトラ戦士の一人。父親であるセブンの愛弟子レオ直伝の格闘術やマルチバースを超える、時間を巻き戻すなどと常軌を逸した固有能力を持っている。弟子見習いのゼットと共にゲネガーグを追っていたが、ゲネガーグの吐き出した怪獣に四次元空間に閉じ込められてしまったが、多分次元を超える力で戻ってくると予想していたが、やっぱり自力で戻ってきた。(ウルティメイトでの次元間移動ではなく、シャイニングでの時間移動とは思わなかったが…)

ゼットのいる地球でジードとゼットと共闘。その後、ゼットと身体を一体化しているハルキにゼットを宜しくな、と伝え飛び立って行った。多分また出てくる。最後らへんとか映画とかにまた出てくる。本編より前の出来事を描いているゼット&ゼロのボイスドラマも必見。

 

ウルトラマンジー

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朝倉リクがジードライザーを使用し変身した姿。本来の姿というものは存在せず、普段の姿もウルトラマンとベリアルの二人の戦士の力を借りて変身しているプリミティブという形態。

玩具版ゼットライザーではウルトラマンメダルとベリアルメダルでプリミティブやその他多くのフュージョンライズ形態になることができるが、本編でも変身可能なのかは不明。

 

メダルとして登場したウルトラ戦士

"アルファエッジ"

ウルトラマンゼロ

さっき書いたので前述の項目を参照。

ウルトラセブン

ゼロの父親でゼロの師匠のレオの師匠。地球に来たばかりの頃、風来坊のモロボシ・ダンとしてかなり怪しく地球人と関わっていたが、ウルトラ警備隊の隊員となってからはそうでもなかったという印象があるが、幼少期にファミリー劇場で観てただけなのであんまり覚えてないけど、おでこから出すエメリウム光線や頭部のブーメランみたいな武器のアイスラッガーで斬撃したり技が結構豊富。彼の息子のゼロにもその豊富な技は受け継がれている。また、珍しく地球人と一体化せず、地球人に擬態して地球での生活を過ごしていたウルトラ戦士だったりする。ウルトラマンセブンではないのでお間違えないよう。おじさんたちに怒られるぞ。

ウルトラマンレオ

M78星雲の光の国出身ではなく、L77星のウルトラ戦士。故郷を失い、難民となり地球へとたどり着いたレオは地球人に擬態しておおとりゲンとして生活していた。レオは地球でウルトラセブンことモロボシ・ダンに出会い、厳しい訓練を強いられ、強くなっていく。そんな彼を襲う生き別れた弟や地球で出会った友人や仲間たちとの別れ。一人分ではなさすぎる喪失を経てレオの心も強くなっていった。ゼロとは師弟関係にある。

 

ウルトラマン

地球へ来訪した初めてのウルトラ戦士。

ウルトラマンエース

北斗星司と南夕子の二人でウルトラタッチと呼ばれるアクロバティック技で変身していた時期があったが、現在は北斗星司が単独で変身している。

ウルトラマンタロウ

 

ウルトラマンギンガ

ウルトラマンエックス

ウルトラマンオーブ

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クレナイ ガイがオーブリングで変身した姿。さまざまなウルトラ戦士の力を組みあわせて使うことが出来るが、本来の姿も存在する。写真はオーブオリジンという本来の姿。本編終了後は本来の姿での登場が多い。ジャグラーが出ていることから、オーブの登場もワンチャンあるかもしれない。

 

ウルトラマンティガ

ウルトラマンダイナ

ウルトラマンガイア