ジオウ未見の人のためのジオウのまとめ
ゼロワンの映画でもあるから、
令和・ザ・ファースト・ジェネレーションを観たい
そんな人のための記事です。
事の始まりは2068年の未来。
その未来は、"最低最悪の魔王オーマジオウ"にり、
壊滅的な状況へと陥ってしまっていた。
オーマジオウは、自分に歯向かうレジスタンス軍を
一瞬のうちに消し去ってしまう。
生き残ったレジスタンスのメンバーである
常磐ソウゴがオーマジオウになることを防ぎ、
未来を変えることを決意し、過去へ向かう。
2018年。
常磐ソウゴは未来からやってきた
自分が2068年の未来において、
"最低最悪の魔王オーマジオウ"として君臨し、
世界を壊滅状態に追い込むことが原因で、
その命を狙われてしまう。
オーマジオウの力を手に入れないようにするのが目的。
オーマジオウとは似ても似つかぬ善人であることを
知り、彼が最低最悪の魔王になるのか疑問に思う。
巨大ロボ型の時空転移装置に乗り込むが、
ソウゴは時空間移動中に2017年に誤って放り出され、
2017年のライダーである桐生戦兎/ビルドと
万丈龍我/クローズに出会う。
(右のイケメンが桐生戦兎で、左が万丈龍我)
その後、現代へと帰還を果たした常磐ソウゴの元に、
オーマジオウではなく、自分たちが選んだ人物を
時の王者として君臨させようと企む集団の
タイムジャッカーによって生み出された、
本来の歴史とは無縁の人物が変身させられた
アナザーライダーの一人であるアナザービルドが
現れ、ソウゴに襲いかかる。
やがて、高校の同級生を襲い始めるアナザービルド。
それを受けてソウゴは"世界を良くしたい"と願う。
その願いを受けてか、ゲイツらと同じく未来から来た
青年のウォズによって変身ベルトのジクウドライバー、
ベルトに装填して変身に使う時計型アイテム、
ジオウライドウォッチを託される。
オーマジオウの誕生を阻止したいツクヨミから
止められるが、常磐ソウゴは誓う。
"最高最善の魔王"になることを。
そして、ウォズはジオウの誕生を祝福する。
倒しても倒しても何度も生まれるアナザービルド。
アナザーライダーを倒すにはジオウやゲイツ単体の
力では倒せず、本物のライダーの力が必要。
今回の場合は仮面ライダービルドの力が必要だった。
そして、アナザービルドが誕生した2017年の
ある日に向かい、2017年の彼らと共闘する。
だが、アナザービルドとビルドが同時に存在
することは出来ず、力が消えかかっており
本来の力を出すことが出来ないビルド。
そこで、常磐ソウゴは現代で桐生戦兎と
万丈龍我の元に向かった際に預かっていた
ビルドライドウォッチを使用して、
ジオウ ビルドアーマーへと姿を変える。
ビルドの力を継承したジオウは、
アナザービルドを撃破することに成功する。
また、この戦いの中でジオウに助けられたゲイツは、
ジオウを倒さず、とりあえず様子見をすることに。
彼らの仲間と出会い、ライダーの力を宿した時計型
アイテム、ライドウォッチを預かり、クウガから
ビルドまで全ての平成ライダーの力を継承していく。
参考までに各年のライダーまとめ
2006:カブト 2007:電王 2008:キバ
2009:ディケイド 2009:ダブル 2010:オーズ
2011:フォーゼ 2012:ウィザード 2013:鎧武
2014:ドライブ 2015:ゴースト
2016:エグゼイド 2017:ビルド 2018:ジオウ
2018年末。
ジオウの同じく全ての平成ライダーの力を使い、
各ライダーの世界を行き来することのできる
もう一人の2009年の仮面ライダーディケイドが現れ、
ジオウに襲いかかってくる。
その後、
ディケイドはジオウを2068年の未来の世界へ送る。
ジオウを"最低最悪の魔王オーマジオウ"と会わせ、
ソウゴは未来の自分にショックを受ける。
ジオウであることを放棄し、未来を変えたが、
アナザーライダーやタイムジャッカーとの戦いの中で
かつて自分の命を奪うために来た明光院ゲイツと
友情を育んだゲイツは変身してジオウになって
戦えとソウゴに提案し、
"お前がオーマジオウになったら俺が倒す"と伝える。
それを聞いたソウゴは再びジオウとなるのを見届けた
門矢士/ディケイドはどこかへ去っていっていく。
(ちなみにジオウにディケイドウォッチを手渡しても、
力が消えないままでディケイドに変身できるという
謎が残っているが、これは後で明かされる)
そして2019年。
新年早々ソウゴは2022年の仮面ライダー、
シノビと出会う夢を見る。
そのことをゲイツらに告げると、ソウゴが
オーマジオウになって以降生まれたライダーは
ゲイツ以外存在していないため、シノビなどという
仮面ライダーなど存在しないことを告げる。
だが、シノビは存在するという事実を裏付けるかの
ように、アナザーシノビが街で暴れ始める。
アナザーシノビと戦うジオウたちの元に、
別の未来から来たというもう一人のウォズが現れる。
もう一人のウォズはビヨンドライバーと、
ミライドウォッチというジクウドライバーと
ライドウォッチではない別のアイテムで
仮面ライダーウォズというライダーに変身した。
そしてもう一人のウォズ(白いファッションなため、
白ウォズと呼ばれる)はゲイツを"救世主"と呼ぶ。
ここで、もうひとつの未来の詳細が明らかになる。
それは"ゲイツがオーマジオウを倒す"未来。
白ウォズは語る。ゲイツがオーマジオウを
倒した2019年以降、新たな仮面ライダーの歴史が
幕を開けた。2022年のシノビはその一人であり、
具体的な理由は不明だが、可能性の未来のライダー、
シノビの姿をソウゴは夢を通して見ていたのだ。
それはジオウⅡへのパワーアップの予兆だった。
ジオウは、ジオウⅡへとパワーアップを遂げる。
ジオウⅡの能力は未来を予知することであり、
ソウゴは予知夢を見ていたのだった。
だが、ジオウⅡの本当の能力は未来予知ではなく、
"自分が見た夢の通りに時間を作りかえる"だつた。
(実際のところ、真偽は不明)
オーマジオウに近づくジオウに対して
恐怖感を覚えたゲイツは白ウォズの手引きにより、
白ウォズの未来でオーマジオウを倒すことに成功した
ゲイツリバイブへのパワーアップを果たす。
ジオウⅡとなったソウゴを倒そうとする
ゲイツリバイブを止めるために元々いた方の
ウォズは白ウォズからビヨンドライバーと
ウォズミライドウォッチを奪い取り、
仮面ライダーウォズに変身して、
ゲイツリバイブの前に立ちはだかるのだった。
そして、現行の時間軸はゲイツがオーマジオウを倒す
時間軸からも、孤高の魔王オーマジオウが
世界に君臨するどちらの未来とも違う、
予測できない新たな未来の待っていそうな
時間軸へと変化を遂げていく。
ジオウとゲイツ、ウォズの三人がひとつになることで
生まれる第三の時間軸の象徴たる
"ジオウトリニティ"の誕生により、
白ウォズの存在やゲイツが勝利する時間軸は消滅。
オーマジオウになる可能性が高まってしまうが、
その後全ての平成ライダーのライドウォッチを集めた
常磐ソウゴは"グランドジオウ"という平成の
主役ライダーが持つ全ての力を使えるジオウに進化。
(実はドライブウォッチはゲイツがオーマジオウの
所持品を奪い取ったもので、厳密には未継承なので、
このグランドジオウは不完全な状態だったりする)
その後、グランドジオウの誕生と共に現れた
アナザージオウⅡの(アナザージオウ自体はジオウが
ジオウⅡにパワーアップしてから登場済み。
ジオウは現在進行形の歴史のライダーのため、
アナザーライダーが現れても消滅していない)
能力である"歴史改変"によって時間軸に変化が。
(左のアナザーライダーはアナザー鎧武で、
右のアナザーライダーがアナザーアギト)
アナザージオウⅡが王として君臨する新たな時間軸で
仲間も居場所も失った常磐ソウゴは再び現れた
門矢士/仮面ライダーディケイドと共に歴史の修復を
試みる(ウォズは普通に改変を回避しており、ジオウの
仲間としてその時間軸の中でも普通に共闘した)。
グランドジオウの力でアナザージオウⅡを倒すことに
成功した常磐ソウゴだったが、その戦いの中で
暗躍したタイムジャッカーのスウォルツが門矢士から
ディケイドの力を奪い取り、アナザーディケイドに。
そして、ツクヨミが自分の妹であるという
衝撃の事実を明かすのだった…
(ちなみにスウォルツがディケイドの力を得るため、
ディケイドの力を奪われた門矢士だったが、
世界を渡る力はディケイドの力ではなく、
彼自身が持つ特殊能力であるため、普通に世界を渡り、
スウォルツをドン引きさせた)
アナザーディケイドとなったスウォルツにより、
世界に"滅びの現象"が襲いかかる。
まず、スカイウォールというビルドの世界で
日本を三つに分断した巨大な壁が出現し、
ビルドが戦っていた怪人の"スマッシュ"が現れる。
それに対応してか、ビルドウォッチが壊れてしまう。
これをスウォルツの仕業だと判断したソウゴは
ツクヨミを連れ、門矢士の力を借り、
幼いスウォルツが暮らしていた2058年の
スウォルツの世界へ向かう。
そこにいた少年時代のスウォルツから、
"自分の世界を救うためにほかの世界を全て滅ぼす"
という恐ろしい野望が語られる。
全ライダーの世界をひとつに統合して
その統合された世界を滅ぼし、
残された世界で王として君臨するのが
スウォルツの目的であった。
つまり、全ての平成ライダーの世界が統合され
ひとつになったのがジオウの世界だったのだ。
しかし、スウォルツよりもツクヨミのほうが
力が強いことをソウゴが明かすと、スウォルツは激高。
ツクヨミに向かって衝撃波を放ってしまうが、
門矢士はツクヨミを庇って衝撃波を浴びてしまい、
まさかの死亡という誰も予想できない展開に。
だが、門矢士の旅の同行者であり、各世界のお宝を
追い求める海東大樹/ディエンドは拾っておいた
アナザージオウⅡのウォッチを使用し、時間を戻し、
門矢士を生き返らせるが、その反動で暴走、
アナザージオウⅡに変身してしまう(なにやってんだよ)
しかし、門矢士はこんなこともあろうかと、
ディケイドの力の半分を込めたディケイドウォッチを
ジオウに託していたのだった。
(つまり、ディケイドは半分の力でジオウを圧倒した
ということになる。おのれディケイド!)
ソウゴからディケイドウォッチを返してもらい、
ディケイドの力を(半分だけ)再び取り戻した士。
だが思い出してほしい。アナザーライダーを倒す方法は
本物のライダーの力でアナザーライダーを倒すこと。
つまり、ジオウの力で倒す必要があるのだ。
だが、ディケイドはジオウではない。
ジオウの力が使えれば別だが…
ディケイドはなんでもありのライダー。
そう、もちろん使えるのだ。
ジオウのカードでジオウにカメンライドすることで、
常磐ソウゴを"なにそれ…"とドン引きさせた。
ジオウとディケイドジオウは力を合わせ、
アナザージオウⅡを倒すことに成功する。
(マゼンタの色のベルトの方がディケイドで、
グランドジオウになってる方が本物のジオウで、
グランドジオウに蹴られてるのがアナザージオウⅡ)
だがその後、辺り一面に過去のライダーと戦った
怪人が大勢押し寄せ、ソウゴは"まるで世界の終わり"と
呆然とする。だがディケイドは衝撃の一言を述べる。
"この世界を破壊する"
世界の破壊者という二つ名もあるディケイドが、
世界の破壊を決意したのだった。
世界は破壊するにしても人々は助けなくてはならない。
門矢士の計画する作戦にソウゴらは全てを賭ける
決断をするのだった。
ソウゴは2068年の未来へ向かい、
ツクヨミのポケットにライドウォッチの元となる
ブランクウォッチをさりげなく忍ばせたのち、
オーマジオウとなった自分と再び対峙する。
過去を経験している自分には当然勝てないが、
ジオウは現行の時間軸にしか存在しない
ジオウトリニティに姿を変えるのだった。
オーマジオウは孤独に王の道を歩んで来たため、
現代のジオウの持つ"仲間との絆の力"に弱く、
オーマジオウを圧倒するジオウトリニティ、
オーマジオウは"お前は仲間のために自分を
犠牲にしようというわけか"と言葉を投げかける。
何も知らされていないゲイツとウォズは質問するが、
ソウゴは二人を2019年の現代へ送り返してしまう。
2068年の未来…ツクヨミにとって現代に来る前の
時間軸でソウゴが忍ばせたブランクウォッチは
可能にさせるツクヨミウォッチに変化する。
ウォズから託されたジクウドライバーでツクヨミは…
だが、ツクヨミは兄であるスウォルツの
軍門に何故か下ってしまうことで計画は失敗。
計画は失敗したが、最後まで市民を守る一同。
(左はディエンド、真ん中はウォズ)
その後、アナザーディケイドはジオウを変身解除に
追い込んで、とどめを刺そうとする。
しかし、ゲイツがソウゴを庇って攻撃を…
"オーマジオウになれ。
お前なら最高最善の魔王になれる"
という言葉を残し、命を落としたゲイツ。
悲しみと怒りと共に立ち上がったソウゴが
装着していたジクウドライバーは変化し…
オーマジオウになることを選んだソウゴ。
だが、それはスウォルツの計画通りだった。
スウォルツはオーマジオウの力を吸収し、
最強の力を得ることが目的であったが、
スウォルツは考えが甘すぎたのだ。
オーマジオウの力は全ての平成ライダーの力。
(その中には主役だけでなく仲間や敵の力も
含まれているので正真正銘本物のチートライダー)
そのあまりに大きな力を受け止めきれず、
オーマジオウの力に圧倒されるスウォルツ。
そんなスウォルツから攻撃したのは
なんとツクヨミだった。
ツクヨミは(当然といえば当然だが)、
スウォルツに従うふりをして、攻撃の隙を
狙い続けていたのだった。
だがしかし、ツクヨミはスウォルツの反撃を受ける。
目の前で二人も仲間を奪われたオーマジオウは怒り、
泣き叫びながらライダーキックでスウォルツを倒す。
最強の力を手に入れたソウゴだったが、
意味が無と、新たな歴史を作り直した。
新たな歴史の2018年。
普通の高校生、常磐ソウゴは同じ高校に通う
利用されていたタイムジャッカーのウールらと
仲良く笑いながら学校へ駆け込んでいく。
それを見届けたウォズは、いつも持っていた
オーマジオウに至るまでの"逢魔降臨暦"を
静かに閉じて物語は幕を閉じた。
というのが仮面ライダージオウの
大まかな流れです。一年分だから長いね。
追記:映画に出そうなキャラクター紹介
普通の高校生だったが(言動は普通ではないが)、
ウォズにベルト貰ったりしてジオウの道を歩む。
彼は最低最悪の魔王ではなく最高最善の魔王に
なるべく、アナザーライダーやタイムジャッカーから
世界と民を守り続けている。
街を襲った際に出会った謎の黒服の男から
"お前は王になる"みたいなことを吹き込まれ、
王様になると信じ続け、現在に至っていた。
仲間を失い、オーマジオウになってしまうが、
ゲイツたちのいない世界で王として君臨しても
意味が無いと世界を作り替えた。
2068年でオーマジオウ以外で存在する
最初はオーマジオウになる前のソウゴを
殺そうとして未来を変えようとしたが、
ソウゴの人となりに触れていく中で、
彼はオーマジオウにならないと信じたいようになる。
しかし、未来をこの目で見てしまい、
ジオウになることを拒否するソウゴに対して
"オーマジオウになったら俺が倒す"という約束をする。
その後もソウゴとは紆余曲折あるが、
"お前と一緒に新しい未来を作っていきたい"
というプロポーズをぶちかます。
ちなみにいついかなるどんなときもソウゴを
ジオウと呼ぶが、死ぬ間際はソウゴと呼んだため、
結構恥ずかしがりな可能性がある。かわいい。
本作のヒロイン…なのだが、
生身でスライディングキックを怪人にキメたり、
男勝りな性格だったり、ヒロインらしくない。
実はタイムジャッカー同様、時を止める力がある
ことがあることが途中で唐突に明かされる。
さらに本名"アルピナ"であることも明かされしるし、
並行世界の住人であることも明らかにされる。
ほとんど伏線がなく唐突すぎたため、
正直未だにピンと来てない。
ウォズ/仮面ライダーウォズ
オーマジオウに忠誠を誓う家臣的な人。
ジオウが新たなウォッチを手に入れ、
それを使用して変身するたびに祝ってくれる。
"祝え!"と言ってなんやらかんやら言うくだりは、
海外のファンにまで人気がある。"IWAE!"
夏の映画にて驚愕の事実が明らかになる。
常磐順一郎
両親のいないソウゴを引き取ってくれたソウゴの叔父。
時計屋だがもはやなんでも屋と化している。
その修理スキルは卓越しており、
ライドウォッチですら修理可能。
あまりの有能さと昨年のアイツのせいで、
黒幕なのでは?と噂されまくっていたが、
ただただいいおじさんだった。
冬の映画はここから始まる新しい話。
ゼロワンとどういう形で邂逅するのかは
不明ですが、展開が楽しみですね。
実はジオウの夏の映画では異なる結末を
迎えているのですが、機会があればこちらも
いつか紹介しようかな?と思います。
それでは、また。