チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

モリソンのバットマンサーガの流れ

この順番で読め!という流れまとめる

読んだものだけまとめるけど、

これは読まなくてもいいよって作品もあるので

読んどけ!って作品だけ☆マークつけとくね

 

バットマン・アンド・サン

バットマンの実の息子で現在も活躍し続ける

人気キャラ"ダミアン・ウェイン"が初登場

初見だと意味がわからない未来編があるが

これは全部読み終えたら理解出来るやつ

途中で挟まれるジョーカーの小説は

クソ長い上に本筋と無縁なので読まなくてもいい

 

バットマン:ブラックグローブ

世界各国のバットマン的なヒーローらが

ジョン・メイヒューの屋敷に集められるが

彼らの一人が殺される現在進行形の事件が発生

バットマンは事件を解決に導けるのか?

(本編を読む前に後半についてる1950年代の

コミックを読んでから本編を読むことをおすすめ)

 

バットマン:R.I.P.

バットマンが黒幕による精神崩壊を対策して

あらかじめ別人格を用意しているということが

明らかになる、かつてない狂気を発揮する作品。

正直難解でいまいちよく分かってない。

(前作同様、本編を読む前に後半についてる

1950年代のコミックを読んでから

本編を読むことをおすすめ)

 

ファイナル・クライシス

ダークサイドによる人類侵略が開始し、

マルチバース規模の大事に発展していく。

この作品の中でダークサイド軍に拉致され、

精神攻撃を受ける話が"R.I.P."に収録されている。

本編ではダークサイドの光線が命中し、

スーパーマンによって遺体が発見されるが、

原始時代にはブルース・ウェインの姿が。

果たしてどういう事なのか?

ちなみに本作でインフィニットクライシスで

実は生きてることが判明したバリーが

スピードフォースから出てきて帰還を果たす。

 

バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル

ブルースの"死後"、バットマンを誰が次ぐかで

揉める話。ディックやジェイソン、そしてティムの

バットスーツ着用姿が拝める。

いろいろあってディックがバットマンを次ぎ、

ダミアンはロビンになることに。

当時のロビンのティムはレッドロビンとして独立。

あと、短編がいくつか収録されている。

 

バットマン&ロビン

バットマン(ディック)とロビン(ダミアン)が

戦いの中で友情を育む話。

一方で黒幕との戦いやブルースの生死の詳細も見所。

サーガの中では一二を争う面白さだと思ってる

 

バットマン:ブルース・ウェインの帰還

ファイナル・クライシスを経て、

ダークサイドによって過去に転送されたブルース。

そんな彼がさまざまな時代に送られる中、

その時代に適応したスタイルで街を救おうとする

模様が描かれている。

ウェイン家とバットマンが古くから繋がっている

ということが明らかになる作品。

正直未だによくわからない難解さを誇る。

 

バットマン:ブルース・ウェインの選択

現代に帰還したブルースがバットファミリーを

こっそり監視するというなんともブルースな話。

本筋とは関係ないので読まなくても大丈夫だが、

ブルースとセリーナ(キャットウーマン)が尊いので

そこは楽しめるポイントではある。

バトル・フォー・ザ・カウルに出てきていた

バットマンの元カノの記者がバットマンの正体に

たどり着いてしまい、命を狙われる話は

正直面白かったんで読みたきゃ読んでね。

 

バットマン:インコーポレイテッド

現代に帰還したブルース・ウェイン

"バットマン株式会社"を設立する。

世界規模に活動を拡大しながら、

"世界のバットマン"をリクルートしつつも、

これまで暗躍し続けた謎の組織"リバイアサン"に挑む。

バットマンが日本にやってくる話もあるし、

なんだったら日本のバットマンも登場…!

このサーガだとバットマン.incシリーズが一番好き。

 

フラッシュポイント

母親の死の真相を知ったバリー(フラッシュ)が

母が死んだ夜に戻り、母の命を救ったことで

悪夢のような時間軸が誕生してしまう。

フラッシュはその時間軸のバットマンと協力して、

元あった歴史に戻そうとするが、元に戻りかけた

正史世界は"ある人物"の介入によって"ある歴史"が

奪われた新たな正史世界となってしまう。

バットマンの歴史は少し修正されながらも、

基本的には地続きのような描写が多い。

 

変更点をまとめる。

バットマンが活動してから10年程度

なので、フラポ前に比べて若返っているが、

見た目は全然変わらないため全然わからない。

 

ジェイソン・トッドが死んだのは正しい歴史に

フラポ前は"COIE"でマルチバースがひとつに

統合されたことが原因で歴史がねじ曲がり、

本来死亡しないはずのジェイソンが死亡したが、

現在の歴史ではそれが本来であり、

ジェイソンは死亡し、バットマンの元カノの

タリアが生き返らせたということになっている。

 

ティム・ドレイクとの出会い方が微妙に異なる

例えばフラポ前は"ブルースとディックを

復縁させようとした結果、上手くいかず

二人が囚われてしまい自分がロビンのスーツを着て

助けに行ったことがきっかけ"だが、

フラポ後は"自分の力をバットマンに証明するため、

ペンギンの口座からハッキングして大金を

慈善企業に募金して命を狙われかけ、

バットマンの計らいでドレイク夫妻は

証人保護プログラムで守られることになり、

ティムはブルースに引き取られた"ことがきっかけ"

さらに、ティムは初めからレッドロビンだったことに。

 

上記の3つは展開にさほど支障はきたしていない。

だが、これから書く変更点は展開に影響を与えている。

 

バットガールは脊椎を損傷してもオラクルにならず、

リハビリを経てバットガールに復帰する

どうやら、オラクルだった時期はあるようで

まあそんな支障もないのかもしれない。

しかし、バットマンinc.の二作目以降、

ラクルどころかバットガールすら出てきてない。

うーん、悲しい。

 

ステファニー・ブラウンがバットファミリーではない

フラポ直前では、オラクルとなったバーバラに代わり、

ステファニー・ブラウンがバットガールだったが、

NEW 52!の当時の時点ではステファニー・ブラウンは

まだ未登場だったため、バットガールとオラクルが

物語から消えてしまった…のかな?

 

ディックがブルースの帰還に伴い、

バットマンを引退したことになった

あの後、バットマンを引退したことになったようだ。

これは設定変更と言うよりナイトウィングに戻した、

そういう表現の方が正しいかも。

 

まあ、そんくらい。あとはほとんど同じなので、

普通に楽しめると思います。はい。 

では戻ろう。

 

バットマン・inc:デーモンスターの曙光

リバイアサンゴッサムに進行を開始し、

バットマン.incは全面戦争を挑む。

そして、"バットマン・アンド・サン"で

語られた意味不明で謎な未来が実はとてつもない

伏線であったことが明らかとなる。

ブルースとダミアンのバディ物であり、

親子の絆が描かれたりしていく。尊い

 

バットマン・inc:ゴッサムの黄昏

リバイアサンとの戦いの中で何人か仲間が

命を落としてしまったが、今度はなんと、

バットファミリーの一人が死亡してしまう。

バットマンは怒りに燃え、リバイアサンとの

最終決戦を開始するのだった。

2007年頃から続いたモリソンサーガが

フラポを跨いで歴史が変わりつつも、

無事に完結を迎えたことの凄さがある。

誰が死ぬかは読んで知って欲しいが、

いろいろあって生き返るのでご安心を。