チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

"キングダム・カム"

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どうも。

 

ARROW、The Flash、Supergirl、

Legends of Tomorrowの4つの番組。

世界観を共有したその番組の総称を

"アローバース"と呼ぶ。

そして、Batwomanも加わったアローバースの

次のクロスオーバーイベントである

"クライシス・オン・インフィニット・アースズ"

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(規模で言うとアベンジャーズ:エンドゲームを

平気で超えるレベルの作品間違いなし。

マルチバースの存亡をかけた戦いだし、

これまで制作されたほとんどの実写ドラマ、

昔の映画作品がマルチバースに組み込まれ、

登場すると噂がある)

 

そんなCOIEには3人のスーパーマンが登場。

そのうちの一人は、彼。

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アローバースを追っている人からすれば、

"あ、レイ・パーマーと同じ人だ"と思うし、

DCの実写作品をほとんど見ているファンなら、

"ブランドン・ラウスが再びスーパーマンに!"

そう、再びスーパーマンを演じるのである。

その年月およそ13年ぶり。

2006年のスーパーマン:リターンズにおいて、

ブランドン・ラウスはスーパーマンを演じていた。

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そんな彼が再びスーパーマンを演じる。

(世界的にはおそらく別人だろうけど)

これほどにエモいイベントがあるだろうか?

 

だが、それだけではない。

1992年からアニメやゲーム作品等で、

ブルース・ウェイン/バットマンの声を

ずっと演じ続けてきたレジェンド俳優の

ケヴィン・コンロイが今回のCOIEに出演。

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この外骨格を覆うようなアーマー。

これはもしかして…?

 

というわけで今回は、それを記念して

"キングダム・カム"の邦訳コミックが読みたくなる

簡単なあらすじをご紹介したい。

 

正史とは異なる並行世界。

…10年前。

メトロポリスに現れた、笑う男。

隣街のゴッサムシティからやってきた笑う男は、

デイリープラネット社を襲撃した。

その結果、92人の男性とひとりの女性が犠牲に。

その女性はクラーク・ケント―スーパーマン

妻であるロイス・レインだった。

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ジョーカーはマゴッグによって捕らえられ、

警察に引き渡されたその瞬間。

ゴッグはなんと、ジョーカーを大勢の前で殺害。

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妻を殺されてもヴィランを殺さない方針を曲げない

スーパーマンはマゴッグの行動を激しく咎める。

だが、市民の意見は違った。

市民投票で、どちらの持論に賛成が多かったか。

その結果、市民の大半がマゴッグに賛成していた。

社会や市民への失望からスーパーマンは姿を消した。

歴史に名を残す"スーパーマンの引退"である。

スーパーマンの引退に衝撃を受けた仲間たち。

ある者は彼に習ってヒーローを引退した。

またある者はこれまで以上に活躍し始める。

フラッシュはこれまで以上に高速になり、

ホークマン環境テロリストと責められ、

グリーンランタンは地球の前に都市を作り、

外宇宙からの驚異に目を光らせている。

バットマンはバットロボットにゴッサム

監視させ、犯罪を事前に阻止するようになる。

かつて最も治安が悪かったゴッサムシティは、

最も治安の良い街へと様変わりしていた。

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スーパーマンやほかのヒーローの引退と共に、

かつてのヒーロー界隈のモラルなど通用しない

新世代のヒーローたちが次々と誕生していた。

周囲の人々を守るために戦うことを放棄し、

周りなど気にかけずに犯罪と戦い続ける。

皆、マゴッグに感化されて活動を開始したせいだ。

だが、ある日。

市民の救助を最優先とするヒーローが現れる。

誰もが知るあの男。希望の象徴。

スーパーマンが帰ってきたのだ。

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しかし、復活したのはスーパーマンだけではない。

なんと、ほかのヒーローも復活したのだ。

こうして、ジャスティスリーグは復活した。

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その後、スーパーマンはある人物に接触する。

ゴッサムシティの守護者にして、恐怖の象徴。

バットマンことブルース・ウェインに。

だが、かつての姿とはかけ離れた姿。

ブルースは外骨格を覆うアーマーを着用。

その理由は、バットケイブを襲撃した

ベインらによって重症を負わされたため。

ブルースはリーグ加入の誘いを受けたが、

それどころではない、と誘いを断るのだった。

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(ケヴィン・コンロイ演じるブルースはおそらく、

本作の外骨格を覆うアーマーを装着している)

 

ジャスティスリーグヴィランを捕らえて、

施設に入れ、改心を促す。

そうして秩序をもたらそうとしていた。

ブルースは秩序を重んじるジャスティスリーグ

変わる、新たなヒーロー組織を作ろうとしていた。

そして、彼に賛同した多くの若者ヒーローが集う。

ブルースはスーパーマンの宿敵であった

レックス・ルーサーとコンタクトを取る。

そこには洗脳されたビリー・バットソンの姿もあり…

 

スーパーマンはあくまで秩序をもたらしたいだけ。

戦争をするつもりなどないが、ほかのヒーローは

そうではない。戦争を行うつもりだ。

心のどこかでかつての優しさを捨てきれない

クラークは激しく葛藤することとなる。

やがて対立してしまうクラークとブルース。

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目指す世界のために戦争すら厭わない

ブルースとダイアナ。

物語はどこへ向かうのか。

世界に秩序がもたらされるのか。

それらの全ての物語がスペクターに観測者として

選ばれてしまったノーマン・マッケイという

一人の老人の視点によって描かれる。

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はい。面白そうでしょ?面白いよ。

MARVELのシビルウォーの先駆けですからね。

それに、絵がすごく綺麗。

写真のようなアートも楽しんで欲しい。

こういう作品が元になった世界が

アローバースに出るって思うとわくわくする。

 

それでは、また。

 

追記:11/21

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おいこの記事おいおいよく見たらおいおい

 

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モロにキングダムカムじゃねーか!!!