チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

インビンシブルを観ています。

※当記事は未完結の作品のネタバレを多く含んでいますので、原作アメコミを既に読んでいる方や、ネタバレを知っている上で楽しめるような方などが読まれることをおすすめします。

でもぶっちゃけ、インビンシブルに詳しい方からすれば"雑語り"のようなものにしか思えないかもしれないので、やっぱりめっちゃ詳しい方に読まれるのは困るかもしれないので、おすすめはできませんね。

とにかく、ネタバレOKな人向けです。

 

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ジャスティスリーグのようなヒーローチーム。

 

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それに、スーパーマンのようなヒーロー。

 

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そして、そのヒーローの息子。

 

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その息子が主人公でアメコミ原作のアニメの"インビンシブル"というPrime Videoオリジナル作品がありますが、皆さんはご存知でしょうか。本作は現在、アメコミファンの間でとても話題になっている作品で、原作者はあの"ウォーキング・デッド"や"マーベル・ゾンビーズ"で有名なロバート・カークマンです。

 

嫌な予感がする?

 

気のせいです。

 

Twitterでアメコミファンの方々が面白い、傑作だと話題にしてたんですが、結構驚きました。

個人的な偏見もあるのですが、本格的なアメコミファンというのは映画以外の映像作品を見ない人が多いという印象で、アメコミのドラマやアニメのような長く続くシリーズを原書や邦訳を読んでるガチのアメコミファンの人は全く観ていないということが多いと感じます。

(アローバース等のドラマ作品がDVD購入以外で追いづらい、というかひとつのサブスクできちんと楽しめない、という問題はありますが…)

そんな人たちの間で、この作品みたいなタイプの作品が話題になったり、アメコミファンがその作品を褒めたりすることを見かけることは滅多にないもんですから、そんなに話題になるくらいの作品なのか確かめる必要がある、と強く感じたので、早速第1話を見てみることに。

 

記事の序盤にも書きましたが、開始早々にジャスティス・リーグみたいなヒーローチームが出てきました。"ザ・ボーイズ"や"ヒーローキッズ"もそうですが、パロディされがちなヒーローチームはアベンジャーズではなく、意外とジャスティス・リーグなのは何故…?

とは言ったものの、アベンジャーズよりJLの方が歴史も長いヒーローチームですから、インビンシブルやボーイズも最近映像化しただけで、コミック自体は10年以上前のものですので、当然といえば当然かもしれませんね。

 

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てか、ダークウィングという方、めっちゃバットマンみたいだな…。ブラックノワールよりもめっちゃバットマンしてますね…ブルース・ウェインよりも全然喋ってますけれど。

 

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全員殺された…😨

(めっちゃグロいのでモザイクかけました)

 

いや、あ、え?

 

マジ?

 

え?

 

え??

 

え???

 

本当にびっくりしました。スーパーマン的なやつ、オムニマンによってフラッシュみたいなやつも、バットマンみたいなやつも、マーシャン・マンハンターみたいなやつも、みんな殺されてしまいました。

 

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ダークマルチバースのスーパーマンの中にもにもそういう人、いましたね。"実はカル・エルが地球を支配することを目的とした最悪の宇宙人"だったら?という感じの。

本作のオムニマンも同じようなタイプなのでしょうか、恐ろしいですね…。

 

とはいえ、本作品はえげつない展開ばかりと捉えられがちだろうし、そういう要素ばかり取り上げられるのはもうわかりきっているんですが、それだけがこの作品の魅力ではないのです。

むしろこの作品は、そういった暴力的な要素が蠢いている中で、ヒーローとして奮闘しているマーク・グレイソン/インビンシブルの成長や苦悩を楽しむためのものです。

これだけは伝えたいのですが、インビンシブルは、やたらグロいということを除けば…

 

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家族とのすれ違い

 

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親友とのすれ違い


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上手くいかない恋愛模様

 

などと、インビンシブルを取り巻く環境自体は正統派のティーンヒーローものなんですが、そのギャップが楽しいのかもしれません。こんなにグロテスクな世界観なのに、インビンシブルだけは"世界で最も偉大なヒーローの息子で、彼もまた若きヒーロー"という王道のシチュエーションなのが本当に面白いし、マーク(インビンシブル)だけはまともでいて欲しい…と強く感じますね。

 

今後も見守っていこうと思います。

 

みなさんも見てみることをオススメします