チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

「バットファミリーって?」その1

どーも、Ayotomです。

今回もDCについて語っていきたいと思います。

本ブログ、DCとMARVELの比率が9:1くらいになっちゃうかもしれません。

あくまでDCメインにアメコミハマりたい!って人向けブログになっちゃいますね。

MARVEL映画のおすすめもしていきたいとは思ってるんですけどね。ええ。

 

まあそんな感じで、今回もやっていきます。

本日のテーマはこちら。

「バットファミリーって一体なんぞや?」

です。

バットマンの邦訳アメコミを読んでいくと、”ロビン”や”ナイトウィング”等、

さまざまなバットマンの仲間が出てくるわけです。基本的に彼らのことを、

バットファミリーと呼ぶみたいです。

みんな呼んでます。

僕も呼んでます。

 

そんなバットファミリーですが、バットマンほど邦訳に恵まれておらず、

彼らが一体どんな人物なのか?ということが分からなかったりするわけです。

邦訳メインでバットマンの物語を楽しんでいるぼくちんも、その一人でした。

そこで僕は邦訳アメコミのありがたい解説やDC database等で調べて、

それなりにバットファミリーの知識を付けていきました。

原書バリバリ読みまくってる方々には到底及びませんが・・・笑

そういうアレでして、僕がDC初心者の方に向けて、予備知識となるものを

本ブログに書いてやるぜ!というヤツです。

また、原書バリバリ系読者からすれば、”は?ちげーし!”とか、

”ちゃんと調べろ!”と思うかもしれませんが、まあその時はお許しください。

 

まず、バットファミリーを語る上で欠かせない存在。

そう、彼こそ

バットマン

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彼については、国内でも映画が公開されていて、ドラマも放送してたり配信してたり。

ニンジャバットマン”等の日本産のアニメがあったり、言うまでもない人気ヒーロー。

バットマン・ビギンズ”や”バットマン VS スーパーマン"等で、ブルース・ウェイン

どうやってバットマンになったのかはなんとなく把握している方もいらっしゃるかと

思われますが、一応少しだけ解説させていただきます。

 

(オリジンについては、New 52、つまり最新版のオリジンを下に

お話しさせていただきますので、モヤモヤするかもしれませんが、

まあ許してください、たのんます)

 

ゴッサムシティを代表する大金持ち一族、ウェイン一族とケイン一族。

そんな一族の血を引く、トーマス・ウェインとマーサ・ウェイン(ケイン)の

間に生まれた一人息子、ブルース・ウェイン

彼は両親の愛をひたすらに受けて育っており、少し生意気なお坊ちゃまだった。

そんなブルースにある日、人生の転換点となるライフ・イベントが訪れる。

ブルースの父、トーマス・ウェインが愛してやまない怪傑ゾロの舞台を

彼に連れられ、家族三人で観に行った帰りのこと。

裏路地でブルースは、通りすがりの強盗(ジョー・チル)に目をつけられてしまう。

トーマスとマーサは、息子ブルースを守ろうとするが、強盗に射殺されてしまう。

ただ一人、生き残ったブルースは両親の亡骸を前にただ、泣き崩れることしか

できなかった・・・。

それから数年の月日が流れ、ブルースはゴッサム・シティを出ていた。

そんな彼の行方を知る者は、誰一人としていなかった。

両親代わりの存在で、彼の執事である”アルフレッド・ペニーワース”ですら。

ブルースは世界各地を転々とし、世界各地でさまざまな人物に出会う。

科学知識を得るため、科学者と行動を共にしていたり、レーサー顔負けの

運転スキルを学ぶため、逃亡犯と行動を共にしていたり、

探偵術を学ぶために、ヘンリー・デュカードに弟子入りしていたり、

戦闘術を学ぶために、謎の戦闘集団の中に紛れ込んでいたり。

ブルースは世界各地の天才のノウハウを取り入れていき、

将来に向けての準備を着々と進めていくのだった。

そして、ブルースは満を持してゴッサム・シティに帰還を果たした。

戻ってきたブルースは、覆面を被り、レッドフードギャングと呼ばれる

犯罪組織にただ一人で立ち向かう。

ルフレッドも正気じゃない、いずれ命を失う、と警告をするが、

ブルースの固すぎる意思を変えることなど、できるはずもなかった。

そう、ブルース・ウェインではこの街の悪と戦い、街を救うことは難しいのだ。

そこでブルースは自身が別の何かになる必要があると判断した。

彼は自身が子どもの頃にコウモリに襲われたことを思い出し、

自身にとっての恐怖の象徴―コウモリのスーツを身にまとい、

バットマンとしてこの街を浄化することを決意するのだった。

 

というのがなんとなくのバットマンの紹介ですね。

性格的に言えば、冷静沈着でリーダーシップを持ち、

仲間たちに的確なアドバイスを与えたり、作戦を練ったりもする。

ただ、素直になりきれない一面を持ち合わせておりまして、

ツンデレ気質なところがちょこちょこ描かれてたりして、愛らしいです。笑

ですが、家族思いで仲間思いだったり、戦えない子どもを守ったり、

行き場を失った少年たちにこれからの人生の可能性を与える手助けをしたりと、

実は心優しい一面というものを持ち合わせています。

ツンデレでコミュ障なんですよね、彼。

どこらへんがコミュ障かというと、全く素直になれないので、

基本厳しめのコミュニケーションしか取れないんですよね・・・笑

しかし、前述のとおり、心の中には優しい一面を持ち合わせているので、

仲間たちはそんな素直になれないブルースを許しちゃうんですよね。

実写作品ではあまりそういった一面が描かれていないなあと思うので、

コミックを読んだとき、ブルースのそんな一面を知ることが出来て、

驚いたのと同時に、また好きになってしまいました。惚れ直しですね(((

オリジンを簡単にまとめさせていただきましたが、

レッドフードギャングとの戦い、やバットマンになる経緯を

もっと詳しく知りたいという方がいらっしゃるかと思います。

詳しくは前回の記事で紹介した「バットマン:ゼロイヤー」シリーズを

読むことをおすすめします。ぜひとも読んでね。

 

ゼロイヤーでは、バットマンになりたてで未熟な一面を見せるブルースを

楽しむことが出来ます。オリジンものの醍醐味ですね。

この未熟なバットマンが、やがてゴッサムの英雄となり、

スーパーマンら超人ヒーローと肩を並べるジャスティス・リーグの一員、

そしてチームのリーダーになっていくのを見届けるのはとても楽しいですよ。

 

バットマンの紹介については、ここらへんで終えておきましょう。

オリジン以外を話すと、とてつもなく長くなっちゃうので・・・笑

 

というわけで次はバットマンの仲間で、ブルースの親代わりでもある

”アルフレッド・ペニーワース”について紹介していきましょう。

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ルフレッド・ペニーワースはウェイン家に仕える忠実な執事であり、

さまざまな面でブルース/バットマンの活動をサポートします。

彼もまた、ウェイン夫妻の死をきっかけで人生が一変した一人。

ウェイン家に仕える執事から、”ブルースのたった一人の家族”になりました。

もうね、ほんとに魅力的なんですよアルフレッドが・・・。

ブルースに対して、皮肉を言いまくるんですよね、アルフレッド。

実写作品でもそんな皮肉を楽しむことが出来ます。楽しい。

皮肉で話を広げられる気がしないので、詳しくはコミックや映画、ドラマを。

ルフレッドはバットマンの活動をサポートしたりする、って言ったと

思うんですけど、どんな感じでサポートしてるの?と疑問を持つかと思われますので、

少しご紹介したいと思います。

 

バットマンは戦いの中で怪我をするわけですね。

でも、病院に行くわけにはいかんわけですよ、正体不明の自警活動者ですから。

そういうときに活躍するのが我らがアルフレッド。

バットマンが戦闘で負った傷の処置をしたりしているわけです。

 

また、アルフレッドは元軍人だったりします。

その経歴を活かして、バットモービルやバットウィングと呼ばれる乗り物のね、

遠隔操作を行うわけです。バットウィングを遠隔操作するアルフレッドは、

バットマン VS スーパーマン」で確認することが出来ます。かっこいいぞ。

 

元役者という肩書もあって、ブルースにバットマンとブルースの

声の出し方の差別化など、そういったアドバイスもできるわけです。万能かよ。

2009年頃の”バットマン・アンド・サン”にてバットマンの時は少し低めの声を

出しているブルースに対して、普段からずっとその声ってダメ出ししたりします。笑

 

2016年頃の”アイアムゴッサム”では、なんとバットスーツを身にまとい・・・笑

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何故、アルフレッドがバットスーツを着ているのか?

新進気鋭の注目ライター、トム・キングによるバットマンシリーズの第一作、

”アイアムゴッサム”をご覧ください。おもしろいぞ。

 

バットマンとして活動するうえで、ブルースは心に傷を負うことも多いわけです。

そんなとき、一番彼のメンタルケア係を務めるのは、ほかでもないアルフレッド。

ブルースの親友として、ブルースの父親として、バットマンの仲間として。

さまざまな面でブルース・ウェインをサポートするアルフレッド、大好き。

 

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実はアルフレッドにはジュリア・ペニーワースという娘がいます。

ルフレッドはかつて、英国特殊工作員だった時代に妻となる女性と出会い、

子を設けます。その子こそ、ジュリアなのですが、アルフレッドの結婚生活は、

良好・・・とはいえず、妻と離婚することになる。という意外な過去を持っています。

おどろきおどろき。

彼女は英国特殊工作員であり、バットマンと香港で出会います。

カーマイン・ファルコーネというマフィアのボスとつながりを持つ男を

追って、バットマンは香港へ向かったとき、その男に刺され重傷を負っていた

工作員の女性と遭遇します。その女性はなんと、アルフレッドの娘だったのです。

それを知ったブルースは彼女をウェイン邸に連れ帰り、バットマンの正体を知ります。

そして、父親であるアルフレッドとは関係が良好ではなかったのですが、

バットマンを通じて、二人は和解していく・・・というお話です。

New 52のバットマンシリーズにちょこちょこ出てます。

 

さて、バットマン、アルフレッド、と紹介が終わりまして。

とりあえず、一旦ここいらで区切っときたいと思います。

次回は誰にしようかな?

では、次回で。