53番目の世界、アースX

アローバース視聴者にとってネタバレあり。

(アニメ作品は日本では見れないので、

ネットで得た断片的な知識でしかないものあり)

アースX

53番目のマルチバース。

ハリー曰く52個のマルチバースに含まれないのは

正気な人間なら行く気にならないから、とのこと。

(後になってわかるけどアースの数は52個という

決まりは実は存在していない、実質無限にある)

余談だが、コミックのアースXはアース10。

10＝Ⅹというアレから名付けられているが、

ドラマ版のアース10はまた別のものらしい。

アース1等とアースXとの大きな違い

・アース1とアース38にいる人々が同一アースにいる

・ナチスが戦争に勝ち、世界を支配している

・ヒーローが極端に少ない(だいたい死んだため)

・従来のヒーローもヴィランとして君臨している

・その逆もまた然り。従来のヴィランがヒーローに。

アースXのヒーローたち

レイ・テリル/ザ・レイ

光を大量破壊兵器に変えるプロジェクトに

取り組む政府のグループを発見した記者だが、

その政府のグループによってその爆弾を受ける。

爆弾は彼に光の力を与え、ヒーローとなり、

スーパーパワーを得たレイは反ナチス組織、

"フリーダム・ファイターズ"(以降FF)に所属して、

"ザ・レイ"として仲間と共にナチスに立ち向かうが、

ブリッツグリーグによって剣で刺されてしまい

重傷を負ってしまい、それが原因で死亡する。

レオ・スナート/シチズン・コールド

キャプテンコールドのドッペルゲンガー。

他人に対しての思いやりを忘れず、

時には家族を失った仲間のケアも行う。

アース1同様、ミックが相棒だったが…

演じているウェントワース・ミラーが

同性愛者であることを反映した設定となっている。

ウィン・ショット

フリーダム・ファイターズのリーダーであり、

レオたちからはショット将軍と呼ばれている。

アース38のお調子者のウィンとは異なり、

ぶっきらぼうで厳しい態度を取っている。

レッドトルネード

人間ではないアンドロイドであり、

身体を回転させ竜巻を発生させられる。

ショット将軍の命令で時空の門がある施設を

破壊しようと試みるがアース1へ帰還するため

フラッシュとザ・レイによって破壊された。

シスコ・ラモン/バイブ

見た目はアース1のバイブと全く同じ。

裂け目を作って次元間移動が可能。

アース1のレイが光を操るパワーを得る

きっかけを間接的に作った男。

ちなみに生死不明。

ジョン・テルジロ/ブラックコンドル

特に述べることはないが目が怖い。

アースXのヴィランたち

ダークアロー

ナチス軍の総統であり、

孤島で地獄の5年間を生き抜いてそうな男。

ナチスに歯向かう者は冷酷に矢で射る。

オーバーガールとは特別な関係のご様子。

とある目的のためにアース1へ侵略を開始する。

オーバーガール

クリプトン人の生き残りの女性。

ダークアローとは特別な関係のご様子。

恐らくだがオーバーマンと呼ばれる従兄弟がいる。

実は力の使いすぎで身体に限界が来ており…

イオバード・ソーン/ダークフラッシュ

バリーの母親を殺した犯人であり、

フラッシュ最大の宿敵のドッペルゲンガー。

ナチス軍の科学部門を担当している様子。

実は…

サイレン・X

エイドリアン・チェイスが死亡したその後、

今度はナチス軍に味方することにした

アース2のローレルことブラック・サイレン

…ではなく、そのドッペルゲンガー。

まあ、つまりはアース1のローレルの、でもある。

プロメテウス

大人気ヴィラン、エイドリアン・チェイスの

ドッペルゲンガーらしき男性だが、

その正体はなんと…

メタロ

クリプトナイト光線を放つアイツ。

スーパーガール版に比べるとお金かかってそうな

ビジュアルをしている。

ブラックアロー

オリバー・クイーンでない別のアロー。

フードありのスーツ、目元を覆うマスク、

特徴的な髭、どうみてもオリバーだが、

オリバーではないらしい。

(演じているのもスティーブン・アメルではない)

ブリッツクリーグ

"クライシス・オン・アースX"(COEX)には未登場で、

アースXを舞台としたアニメシリーズに登場した、

ナチス版のフラッシュで黒いスーツが特徴。

COEXの中で彼もアース1に侵略してくる予定だったが

とあるキャラを復活させる方がファンが喜ぶと思った

制作スタッフはそちらのキャラの登場を選択した。

彼の正体はアースXのバリー・アレンだったらしいが、

あくまで初期設定の話なので結局のところは不明。

(アニメで声を担当しているのもアローバースの

バリー/フラッシュことグラント・ガスティンではない)

別のアースの関係者たち

レイ・テリル/ザ・レイ(アース1)

アローバースにおける正史世界の方のレイ。

実はアースXのレイはFFの仲間であるバイブの判断で

裂け目を通ってアース1へと移動していた。

そこでアース1のレイ・テリルに出会うが、

重傷を負ったアースXのレイの身体は

バイブの次元間移動に耐えられず、

アース1の自分の前でその命を散らした。

その後光のパワーはアース1のレイに受け継がれた。

その後は2代目ザ・レイとしてアースXでFFに

所属し、ナチスに立ち向かっていた。

COEX後の動向はフラッシュシーズン4で言及される。

余談だが、ザ・レイはアローバース初の

スーパーパワーを持つゲイのヒーローである。

イオバード・ソーン/リバースフラッシュ

結論としてアースXにイオバードは存在しない。

では、アースXのイオバード・ソーンは誰なのか？

そして、何故イオバードなのに顔はウェルズなのか？

その答えはただひとつ。

このイオバードが我々のよく知るアイツだからだ。

経緯は不明だが、アースXへ向かい、そこで

科学者としての知識を買われている模様。

また、残存した時間軸のイオバードかも不明。

結婚式のウェイトレスの女性

式場でバリーとコミュニケーションを取った女性。

結婚式で何が起こるか把握している様子だった。

彼女の正体はフラッシュシーズン4〜5で明らかに。

ここからはフラッシュS5のネタバレあり。

戻るなら今のうち！！！

個人的な考察ではあるんですけど、

フラッシュS5に登場した何故か生き延びている

だけでなくシカーダの槍を胸部に付けられ、

スピードを封じられ投獄されたイオバードの

過去の姿であり、とりあえずバリーの結婚式を

めちゃくちゃにしようとダル絡みしてきたのでは？

と思っています。

難しい話なんですけど、S5に登場したイオバードは

ノラのいた未来で囚人だったわけなんですが、

まあ刑務所にぶち込まれるまでは、

なにかしらの悪事を働いてたと思うんです。

それに、イオバードが情報を流したからこそ、

アース38のカーラもいるバリーたちの結婚式の

真っ最中というタイミングで侵略できたのかも？

ややこしい言い方になってしまいましたが、

まあ簡単にまとめるとですね、

"バリーの娘、ノラのいた未来で投獄されていた

イオバードが恐らく投獄される前にバリーと

アイリスに対してナチスを利用して

結婚式を台無しにするという嫌がらせを働いた"

というのが僕の考察でございます。

しかも、ノラのいた未来は消滅したので、

このイオバードもまた残存した時間軸ですね。

残存したイオバード多すぎな。

以上。