チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

【ドゥムクロ邦訳決定記念】ウォッチメン

持ってる邦訳アメコミを紹介していく企画。

第一弾は有名も有名なDCのアメコミこと

ウォッチメン

f:id:AyotomIM_Libra:20200620210344j:image

…を、今更ながらに紹介していきます。

まあ、なんで紹介しようかと思ったかというと

独自の解釈でウォッチメンの続編を描いた、

ドラマ版ウォッチメンが観れるようになったこと、

DCユニバースとウォッチメン世界という

交わるはずのない禁断のクロスオーバーにして

フラッシュポイントから続く謎を解き明かし、

これまでの物語が一つの終わりを迎えるうえ、

これまたウォッチメンの続編でもある、

ドゥームズデイクロックが邦訳決定したこと。

この二つの出来事を記念して紹介しようかと。

ドラマを観たいけど前提知識を知らない人や

ドゥムクロを読みたいけど、同様に前提知識を

全く知らない人もいるだろうし、

ちょうどいいタイミングなんじゃないかと。

(ちなみにドラマ版は正史ではなく、

こうなっていたかもね、というIFストーリーで

ドゥームズデイ・クロックこそが正史です)


f:id:AyotomIM_Libra:20200620210359j:image

f:id:AyotomIM_Libra:20200620210433j:image

 

大のウォッチメンファンではなく、

DCコミックスファンとしての紹介なので、

ウォッチメンガチ勢を怒らせるような内容かも

しれませんが、そんなのは知りません。

ですがどうか、お手柔らかに。

 

注意:核心的なネタバレはさすがに避けますが、

それでも多少のネタバレがありますので、

本編の盛り上がる要素に関係しないネタバレなら

全然構わない人や、忘れっぽい人向けの紹介です

 

あらすじ

f:id:AyotomIM_Libra:20200620202547j:image

1985年のある日、エドワード・ブレイクという

男性が何者かに襲撃されてしまう所から物語は始まる。

エドワードの死を知ったロールシャッハは、

事件の真相を調査するために彼の自宅の部屋侵入。

トレードマークである"ボタン"が落ちていたこと、

彼の部屋にヒーロースーツが保管されていたことから

ロールシャッハはブレイクがコメディアンという

過去に活躍していたヒーローということを知り、

ありふれた殺人事件ではないことを把握し、

コメディアン殺人事件の調査を開始した。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620202452j:image

一方、引退したヒーローの一人である

元2代目ナイトオウルのダン初代ナイトオウルの

ホリスと楽しく談笑したのち、帰宅すると

ロールシャッハが家に侵入しており、

彼は怯えたダンにコメディアンのボタンを見せ、

コメディアンの死を彼に伝える。

コメディアンは政府の仕事に就いていたことから

政治絡みの事件なのではないかと疑問視するダンに

ロールシャッハヒーロー狩りかもしれん、と告げるが

ダンは彼にその考え方は病気だと批判する。

しかしロールシャッハは全く気にせずに

ヒーローを狙っている可能性を伝え、

その場を後にするのだった。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620202209j:image

次にロールシャッハ接触した元ヒーローは

ヴェイト/オジマンディアスであった。

彼もダン同様に政治的暗殺だと考察したが、

ロールシャッハはやはりその筋でないと判断。

そして、ヴェイトへの警告を済ませた

ロールシャッハはその場を後にするのだった。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620202247j:image

次にロールシャッハが会いに行ったのは、

この世界で唯一のメタヒューマン(能力持ち)である

ジョン/ドクター・マンハッタン

彼にコメディアンの死を告げたところ、

"生と死は抽象概念に過ぎず、関心がない"と

告げ、思わず声を唸らせるロールシャッハ

f:id:AyotomIM_Libra:20200620203036j:image

そんな彼に"ふさわしい死に方"だと

ドクター・マンハッタンの恋人であり、

元2代目シルク・スペクターのローリーは告げた。

ローリーの母親である初代シルク・スペクターの

サリーは過去、ブレイクにレイプされかけたという

過去があることからブレイクを憎んでいた。

ロールシャッハはそれを''些細な過失"と吐き捨て、

彼女を不快にさせたことからドクター・マンハッタンの

能力で外に追い出されてしまい、再び唸った。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620203607j:image

それ以降も、次々と現役時代の問題行動が

さまざまな人物の口から明かされていく。

誰が彼を殺してもおかしくないレベル。

事件は迷宮入りしかねない。

だが、ロールシャッハは真相解明を諦めなかった。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620204832j:image

だがしかし、関係者に話を聞き回っていた彼は

何者かによって罠に嵌められてしまい、

殺人の罪を着せられてしまった挙句、

何者かの通報を受けて駆けつけた大勢の警察に

取り押さえられ、逮捕されてしまうのであった。

(二件の第一級殺人の容疑がかかっているが、

これに関しては無実である)

果たして、ロールシャッハは事件の真相を解明し、

真犯人に裁きを下すことができるのか?

 

という感じです。途中も途中なんですが、

気になるとこで終わらせた方が読みたくなるかな、

そういう悪どい感じで終わらせときました。

 

コミックではブレイク/コメディアンが行った

数々の問題行為が次々と描かれていきます。

そして、逮捕されて刑務所送りとなってしまった

ロールシャッハの精神鑑定をマルコムという

医師が行うエピソード、

ロールシャッハ逮捕の知らせを受けて、

ついに行動を起こすかつての仲間たち、

超人となった故、孤独のドクターマンハッタン、

最後に明かされる事件の黒幕とは一体誰なのか?

黒幕の目的とは一体なんだったのか?

読んでいけば全てが分かるはずです。

 

DCU:リバースやバットマン/フラッシュ:ボタン、

今後邦訳されるドゥームズデイ・クロックで

描かれるその後のウォッチメンを楽しむために

本作は完読必須なアイテムとなっております。

ぜひ、手に持ってご堪能ください。

 

ちなみに、原作コミックの内容に概ね忠実な

映画版ウォッチメンを見てから、という方法も

割とおすすめです。

f:id:AyotomIM_Libra:20200620210903j:image

それでは、また。

下記はAmazonへのリンクです。

 

ウォッチメン(コミック)
WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)

WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)

 
ウォッチメンの前日譚

(ウォッチメンのスピンオフ的作品ですが、

読まなくても楽しめますので、

どうしても読みたい方のみでいいと思います)

ウォッチメンの関連アメコミ
DCユニバース:リバース (ShoPro Books)

DCユニバース:リバース (ShoPro Books)

 

ウォッチメンの要素が絡んできますが、

DCユニバースの正史が舞台の作品ですので

それなりに予備知識がいる作品です。

最低限、フラッシュポイント

NEW 52!のジャスティス・リーグくらいは

読んでから読むことを強くおすすめします。

ウォッチメン(映画)
ウォッチメン [Blu-ray]

ウォッチメン [Blu-ray]

  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: Blu-ray
 

(オススメはアルティメットカット版です。

劇場公開版ではカットされてしまった、

原作にもある数々のシーンが復活してます)

ウォッチメン(ドラマ)

(僕は未見ですが評価の高いシリーズのようです。

早く観たいなあ)