チャーシューご飯、美味しいね

アメコミや特撮、ポリコレ問題について語ったりします。

今月のアメコミ

今月邦訳が発売されたのは"ミスターミラクル"と"ディシースト"の二作品。この二つのタイトル、非常に買ってよかったなあと思います。

まず、ミスターミラクルですが終始不穏でありながらも引き込まれるライティングにミッチ・ジェラズの魅力的なアートがもう最高。自殺未遂を起こしたミスターミラクルってところから始まるのもすごく不穏だし、最後までずっと不穏で良かった。またじっくり読みたいしいつかブログにしたいな。

あと、ディシースト。これもまた悪趣味でねえ。アメリカ人の大好きなゾンビ物ですしね。売上一位らしいですしね。こちらは邦訳が決定する前からディシーストの展開は追ってたのですが、いざ読むのとではやっぱり違いますね。MARVELの方のマーベルゾンビーズはゾンビ側の物語という印象ですが、こちらのディシーストはゾンビと戦う物側のお話という印象です。みんなが瞬く間に感染して言ったりゾンビになったヒーローに殺されていくのは絶望感がありつつもどうなってしまうんだという不思議な高揚感がありました。

ディシースト本編では姿を見せなかったレッドフードやデスストロークなどのキャラクターが活躍する"DCeased: Unkillables"やジミー・オルセンやウォリー・ウェスト(リバースで復活した方)などのキャラが活躍する"DCeased: Hope at World's End"や実質ディシースト2な"DCeased: Dead Planet"などなどシリーズがたくさんなディシーストを全部邦訳しきって欲しいですね、予備知識のいらないエルスものなんだから邦訳しきって欲しいなあ。こちらもいつかブログにしたいと思います。それまでお楽しみに。